ダイヤの原石 寺島成輝
大阪選手、全豪オープンで決勝に進みました。
大阪選手は大きな試合になると逆に力を発揮するという、長嶋茂雄的なアスリートなのでしょうか。
サッカーアジアカップは格下のベトナムにやっと勝ちました。サッカーという競技は基本的に点が入り辛いルールになっていますので、実力通りになりにくい、という面があるのではないでしょうか。だからこそ世界中の人々の関心を集めるのでしょうか。
一方、大相撲はやっと面白くなってきました。今場所はっきり衰えの見える白鵬が2連敗、優勝戦線が混とんとしてきました。私としては一押しの貴景勝にもうひと頑張りして欲しいところです。
さて本題に入ります。
以前に、高校からプロ入りした選手をダイヤの原石と言いました。
未来のエース候補と言われている、寺島投手も今年で3年目です。そろそろ一軍に定着できないと、厳しいのではないかと思いますが、どうでしょうか。
他の高校卒一流投手が入団してどれくらいでブレークしたか、見てみましょう。
ヤクルトで近年では由規投手がいます。
1年目 29回投げて、2勝1敗 4.55
2年目 120回 5勝10敗 3.50
3年目 167回 12勝9敗 3.60
2年目の2009年は高田監督の下、71勝72敗で3位でしたので、由規投手の本当のブレークは3年目です。
他には石井一久投手がいます。
1年目 28回 0勝0敗 4.18
2年目 59回 3勝1敗 4.70
3年目 108回 7勝5敗 4.08
やはり3年目でしょうか。
他チームのビッグスターを見てみましょう。
松阪大輔 1年目 16勝5敗 2.60
スーパースターは比較になりませんな。高校出て1年目から大活躍です。
ダルビッシュ有
1年目 94回 5勝5敗 3.53
2年目 149回 12勝5敗 2.89
1年目もそこそこ、2年目でブレークです。
田中将大 1年目 186回 11勝7敗 3.82
投手陣の層の薄さということもあるのでしょうが、やはりスーパースターは違います。
大谷翔平
1年目 61回 3勝0敗 4.23
2年目 155回 11勝4敗 2.61
バッターとの2足の草鞋なのに、2年目でブレークしています。
菊池雄星
1年目 54回 4勝1敗 4.14
2年目 81回 4勝3敗1H 3.10
3年目 108回 9勝4敗 1.92
上記のスーパースターと比べると若干小粒ですが、3年目には花開いています。
以上から見ると、入団2年で実績のない寺島投手は、いろいろと試行錯誤しているとはいえ、3年目の今季にある程度実績を残さないと、エースへの道は険しいと言えるのではないでしょうか。
すでに梅野投手・高橋投手に水をあけられています。
寺島投手今年が正念場です。
ヤクルトけんちゃんでした。
カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで29日
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの昨年の球団別の選手成績等を参考にさせていただいています。