プロ野球選手のニュースバリュー

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日ヤクルトの高橋選手の結婚の記事を書きました。
基本は高橋選手今年こそブレークしてください、という気持ちで書きましたが、
結婚相手の元AKB板野友美さんがヤクルトの選手と結婚したというテレビの扱いに寂しい思いをしました。
それほどプロ野球のニュースバリューが低下しているという事なのでしょうか。
私のようなヤクルトファンは目を皿のようにして、特にヤクルト関連の記事を見逃すまいとしているのに、
世間は違うようです。

昨日も述べましたが、地上波からプロ野球の公式戦はほぼ消滅しました。BSでちょこちょこ、あとはCS放送しか
ヤクルトの雄姿は見る事が出来ません。(球場に行く以外には)
地上波の特にゴールデンタイムではドラマかバス旅やお笑い芸人がMCを務めるバラエティがほとんどになっています。
この一因は好みの多様化にあります。
その昔、テレビは一家に1台しかなく、夕食時さらにその後は家族そろって1台のテレビを見ることが、
日本の普通の家族像でした。その中ではお父さんが主導権を持つ家ではプロ野球の巨人戦を見て、
または「ドリフの8時だよ」を家族そろってげらげら笑いながら見るのが高度成長期の家族の姿でした。

その後、家庭のテレビが複数になり、みなそれぞれの番組を見、さらにパソコンが普及し、スマホです。
家族が皆それぞれの世界に入ってしまいます。テレビを見ない、もしくは単身世帯ではテレビを持たない
若者も増えているようです。
この中でテレビ局の試行錯誤が始まります。
巨人人気も王・長嶋後は凋落の一途です。
昔は特に地元に球団のない地方の方々は巨人戦しか見ないので巨人ファンが圧倒的でした。
今や北海道・仙台・福岡にも球団ができ、しかもその旗頭のソフトバンクが巨人をこてこてに
破り、ますます巨人人気は低下しています。

考えてみれば、昔は娯楽が少なかったこともあり、国民的大スター選手がいました。
巨人の王・長嶋であり、相撲の大鵬・若乃花であり、プロレスの力道山です。
年末のレコード大賞や紅白歌合戦は一大行事でした。
今やサッカーがあり、ここ数年ではバスケットボール、更にゴルフなどなど、
身体的能力に優れた若者の選択肢は広がっています。
すなわち優秀な若者が野球を選ぶケースも減ってきている、ということです。
これはテレビの一家複数化、パソコン・スマホの普及により、テレビの視聴数が減ってきたことと
似ています。
我々一般人には娯楽の選択肢が増えたことは歓迎すべきですが、その業界で食っている方々には
死活問題です。
音楽業界も昔はレコードやCDでミリオンセラーなんてよく話題になりましたが、今やCDすら
売れなくなってきており、AKBやジャニーズのようにCDにおまけをつけて(握手券とか)、
売れた売れたと騒いでいます。
コロナ過でコンサートも開催しづらくなり、音楽業界も火の車でしょう。
全盛を誇ったエイベックスも本社ビルを売却しました。

その中で我がヤクルトは親会社が儲かっているようで、このオフ余裕の大盤振る舞いをしていました。
相変わらず親会社と巨人頼りの、自立心のなさです。
必死に球団経営の健全化を図ろうとしていろいろな施策を編み出しているパリーグ球団を
見習う気持ちはなさそうです。
これはセリーグの他球団も同様で、せっかく巨人がDH制を提案しても歯牙にもかけず、
セリーグをパリーグに負けない強いリーグにするという意気込みはありません。
このままでは特に巨人を除く他チームは凋落の一途です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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