モンゴル人力士の落日

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

大相撲5月場所の真っ最中です。相も変わらず大相撲はカオスが続いています。
このところ大相撲業界には激震が続いていますが、今場所もその傾向は変わりません。
まずは場所前にこのところ破竹の勢いで勝ち進んできて三役入りが決まった小結大の里が部屋の若い衆(未成年)を連れて飲み屋に行ってしまった、ということで協会から厳重注意を食らいました。というか注意のみです。
片や弟子の暴行・いじめ等々で部屋をつぶされたのは大横綱白鵬です。
ネットでは協会の対応の差に異論が出ているわけです。
元大関朝の山はコロナの最中に飲み屋さんに行って、それがばれてもしらを切っていたため1年間の出場停止、という厳罰を食いました。今はコロナも終わり、大の里が飲みに行くのは問題は無い筈で、問題は公の場(飲み屋さん)に未成年を伴って飲ませた、という良くある話です。協会は次期の横綱候補の日本人(大の里)には腫れ物に触るような対応、ということでしょうか。

そこで今場所の初日に横綱と4大関がそろって敗れるという大波乱が起きました。そして2日目からは横綱照ノ富士と大関貴景勝が休場のトホホです。この2力士はもう相撲を取り続ける肉体ではないのに、今の地位にしがみついています。早く横綱審議会が両者に引退勧告を出すべきです。
他にも関脇の若元春は7日目から休場。小結朝の山は場所前に休場発表。
モンゴル人の大関豊昇龍は9日目で5勝4敗と勝ち越せるかどうか、今場所カド番の大関霧島は6日目を終わって1勝5敗となり休場を決めました。これで霧島は大関陥落です。
9日目を終わりトップは2敗の琴桜以下5力士という混戦というか大変な状態です。このままで行くとまたまた優勝が3敗力士なんて情けない結果になるかもしれません。

朝青龍から白鵬が築き上げたモンゴル帝国に落日の兆しです。
白鵬・日馬富士・鶴竜の3横綱が君臨し本場所優勝を独占していた時代から、1横砂2大関が座る現在へと変わり、なかなかモンゴル人力士が優勝を独占というわけにはいかなくなりました。(過去1年6場所でモンゴル人力士の優勝は4度)
今場所はどうなるかはわかりませんが、可能性があるのは前頭14枚目で6勝3敗の欧勝馬のみです。

一時のモンゴル人力士が肩で風を切って好き放題し放題だったところにいろいろな不祥事が頻発し、閉鎖的な大相撲業界も日本人力士の育成に力を入れ、一方では一大勢力となりそうな白鵬(宮城野親方)の力を削いできたわけです。
このグローバル化の時代にせっかく大相撲業界に大旋風を巻き起こしたモンゴル人グループにどう対処するのか、モンゴル人力士に限らず今や世界中?の国から力士が参入してきているわけです。
日本の国技とか伝統なんて言っていると正にオワコンとなって時代に取り残されるかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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