今野1球勝利 10月1日ヤクルト―広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

何とか流れを引き戻しました。
昨日の広島戦、相手は後半絶好調の広島エース大瀬良でしかも広島は6連勝中、ヤクルトは前回
好投したとはいえローテに組み込まれているとは言い難い原樹理です。

初回広島の攻撃で1番羽月のボテボテのショートゴロを西浦が見事にジャッグル、精神的に今一強くない
原樹理にプレッシャーを与え、2番小園が右前クリーンヒット、早速無死1・3塁のピンチを演出します。
ここで西川が犠牲フライ、失点します。
立ち上がりに無死1・3塁。下手をすると大量失点になりかねないシーンでしたが、ここで犠牲フライの
1失点に留めたところが、原樹理の今更ですが進歩です。
しっかり立ち直り鈴木誠也をショートフライ、坂倉を三振に打ち取りました。
この後、原樹理は2回から6回まで広島打線を3者凡退に退けます。
7回は疲れたか3失点、今野にリリーフを仰ぎますが、原樹理は6.2回、4失点、3自責点で立派なQSです。
原樹理は好調広島打線に対し、6回までは1被安打1失点だったわけで、素晴らしい投球内容でした。
7回まで持たなかったというところは今のヤクルト先発陣のひ弱さを物語っています。

7回2アウト1・2塁で原樹理をリリーフした今野は羽月を1球で二塁ゴロに片付け、8回にヤクルトが3得点し逆転したため、
今野6勝目です。この1球投げて勝ち星というのはNPBでは45人目46度目だそうです。年に1回あるかないかの記録です。
この今野の6勝というのは小川・奥川の8勝に次ぎスアレスと並びます。
先発投手は5回以上を投げ、その時点で自チームがリードしており、リリーフ陣がそのリードを守り切らないと
勝ちが付かないという大変ハードルの高いルールです。
逆にリリーフは昨日の今野のように1球しか投げず、その裏に自チームがひっくり返してくれたおかげの、
ある意味ラッキーです。ラッキーの結果ですから、そんなに多く発生する出来事ではありません。
リリーフで20勝投手なんて聞いたことありません。
しかしリリーフに勝ち星というのは、まずその投手がしっかり1イニングなりを押さえる力が必要です。
たまにですが、リードしている場面で登場、打ち込まれ、逆転もしくは同点にされ、その裏に味方が
再度勝ち越してくれて勝ち星なんて、ちょっとずるく見える救援投手の勝利なんてこともたまにあります。

一つには自軍がリリーフが出るということは試合も中盤から終盤、相手方もリリーフ陣を繰り出すタイミングです。
投手が変わるということは一昨日の星・マクガフではありませんが、毎日絶好調というわけにはいかず、
調子の悪いときは(昨日の広島ケムナもそうですが)打ち込まれて試合がひっくり返るなんてこともあるわけです。

ということで今野のように必ずしも勝ちパターンではないシーンでも便利屋的に使われ、テンポよく抑えると、
味方打線も奮起して勝ち越す、ということが多いのかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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