侍Jに入りたい?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
日本は幕の内も終わり、鏡開も済み、正月気分もすっかりなくなっているわけですが、
昨年の大みそかに恒例?の紅白歌合戦が粛々と開催され、翌日の新聞にはこれも恒例となった「紅白歌合戦、視聴率最低を更新!」なんて記事が新聞の三面の隅っこにポツンと出ていました。
この様々なコンテンツが爆発的に発生している中で、NHKは法律によって全国民から強制的に視聴料(月2千円くらいになります。NetFlixやAmazon Primeよりとんでもなく高い料金です)を徴収する権利を持ち、独りよがりの番組を垂れ流し続けています。
法律に守られて競争原理が働かない組織は本当に腐っていきます。
紅白歌合戦でNHKがどんなに頑張って、大御所や昨年話題になったアーティスト?をかき集めても、そもそもこの価値観の多様化した現代で、大みそかに子供からお年寄りまでみんなが茶の間で1台のテレビを見ながら年越しそばを食べるなんて「昭和」の風景はすでに胡散霧消しています。
子供たちは自分の部屋でスマホをいじっているし、お父さんお母さんはそれぞれのパソコンでネットサーフィン中です。
紅白の視聴率が史上最低を毎年更新するのもむべなるかなです。
そんな「紅白歌合戦」ですが昭和の時代には出場することが歌手の皆さんにとってはとんでもないステータスでした。紅白に出るか出ないかでその歌手としての格付けが問われていたわけです。
演歌歌手なんて紅白に出ればそのあと何年も地方公演で食っていけるなんて話もありました。
平成あたりから特にアーティストといわれる方々が出場辞退というトレンドが生まれてきました。
安いギャラで大晦日だけではなくリハーサルも拘束されながら、「大物アーティストの俺様がたった1曲しか歌えないなんてやってられねぇ」といったところでしょうか。
それほど紅白歌合戦のステータスが劣化したということです。
そこでプロ野球のWBCです。
その昔NPBのオールスターゲームは3試合もあり、昭和の豪傑の中には「オールスターに出ても年俸には反映されないし、怪我でもしたらとんでもないし」なんてことで、オールスターが近づくと俄か怪我人となって出場辞退なんてこともあったようです。
上記の紅白はせいぜいNHKとその歌手の所属する芸能事務所との力関係くらいですが、
プロ野球選手は所属球団との契約でこのようなイベントにも出場することが義務付けられています。
そこでの「俄か怪我人」です。
先日オリックスにFA移籍した森捕手がオリックスに入団したてで投手陣と緊密な関係を築く必要があるため「出場辞退」したわけで、これは正論ですから、栗山監督も無理強いするわけにはいきません。
また巨人の坂本選手が昨年は怪我も多く万全の体調でシーズンに挑みたいから、という理由で出場辞退したことが、報道されていました。
坂本選手は昨年女性に関するスキャンダルで一部マスコミを騒がせましたが、そこは読売新聞や日本テレビをグループとか親会社に持つ強み、文春やネットでいくら騒がれても、表のマスコミには一切報道されず、球団も本人もなかったかのようにしらんぷり、という厚顔ぶりです。
クリーンベースボールが売りの栗山ジャパンではそもそもスキャンダルまみれの選手は
選ばないでしょう、というもっぱらの噂でしたが、本人が先手を打って、呼ばれてもいないのに出場辞退の茶番です。
最終的に侍ジャパンには30選手が選ばれるようです。
選ばれることを名誉に感じる選手もいるでしょう、村上選手のように数年後の米メジャー挑戦を計画している選手は「またとないお手合わせのチャンス」と思っている人もいるでしょう。
しかし中には「本当はキャンプやオープン戦でじっくり鍛え上げたいのに」なんて思っている選手もいるのかもしれません。
報道ではほぼ候補の30人が決まったなんて言ってますが、まだ若干情報が錯綜しているようです。
正式に決まった時にまたコメントしましょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています