元スター監督

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
楽天の新監督に三木二軍監督が決まりました。
三木新監督はヤクルトOBです。三木氏は1995年のドラ1でヤクルトに入団。
ドラ1というプロ野球選手としての輝かしいスタートにも関わらず、1997年から2007年の12年間で343打席、.195、2本塁打、73打点と守備固め代走が主な仕事でプロ野球選手として
2008年は日ハム)はほとんど実績を残せませんでした。
プロ野球の監督は普通の会社に平社員で入社した若手が課長・部長・取締役・社長と出世していくのとはちょっと違います。
上記の会社員の場合は課長・部長で実績というか手柄を挙げて抜擢昇進されることが多いように思えます。
プロ野球はどうでしょう。現役を引退し、皆が皆ではありませんが、コーチに就任される方もいます。
これは球団の上層部からあいつは若手を指導する才能があると見込まれる場合とプロ野球チームでそのようなことがあるのかないのか、その選手が監督以下や球団のお偉方の気に入られるなんてこともあるかもしれません。なんだかんだ言っても実力の世界ですから、指導力があると思われるか、チームメートに人望があるかなんて大いに影響されるかもしれません。そのコースは二軍コーチ→一軍コーチ→ヘッドコーチ→二軍監督→一軍監督という感じで、会社員ほどステップを踏むとは限りませんが、プロ野球選手の場合中には引退→一軍監督なんてレアケースですがあります。巨人の長嶋茂雄がそうです。
現役中はスーパースターで国民的な人気者だったわけで、現役引退から指導者(コーチ)なんて一般的なステップは踏まず。いきなり伝統ある巨人の監督に就任されたわけです。
これには賛否両論ありましたが、客寄せパンダとしてこれ以上の人材は無く、監督就任1年目の1975年巨人はリーグ6位という屈辱を味わったわけです。
この長嶋監督就任はそれまで球界で圧倒的な存在であった巨人の根底を揺るがし、長嶋という無能な指揮官を担いだ巨人の凋落の始まりでした。
プロ野球はしょせん興行・エンターテインメントですから、内容がどうであろうと、顧客が喜べばそれでいいじゃないか、という考えもあるでしょう。
その意味では長嶋監督作戦は大成功を収めました。
それと同様、各チームは元スター選手を監督に祭り上げることが度々あります。
その人物に指導力があるかとか、人望があるかとは、二の次です。
過去ヤクルトでは若松勉、古田敦也なんて元スーパースターを監督にしました。高津臣吾監督もその流れです。
そして今季限りで引退を表明した青木宣親選手にも未来の監督への道が開かれているかに見えます。
青木選手は現役時代の実績は素晴らしく、若手の指導や人望なども問題ないように見えます。中日も立浪という元スターを監督にしましたが、残念ながら結果を出せないまま、今期で退任しました。
青木氏は取り合えず、二軍(一軍?)のコーチにでも就任するのでしょうか。
二軍監督にはこれも元スターの池山二軍監督がいます。
なぜかヤクルトには元スター選手の指導者に恵まれないところがあります。
ノムさんの弟子?の多くが各球団の指導者になっていることは周知の事実です。
青木氏が指導者としてどうかはこれからが勝負どころです。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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