先発ローテーションは?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
2月26日の楽天とのオープン戦で先発し3イニングを0封した梅野投手ですが、先発転向というニュースがありました。
コロナの水際対策で新規のビザの発給が停止されていたため来日できていなかった新外国人選手のコール投手と
スアレス投手が水際対策の規制の緩和で3月4日に来日しましたが、これから待機期間とか調整とか入れていくと
開幕には間に合わないという判断のようです。(実際新外国人選手はやって見ないと分からないこともあり、
開幕の計算には入らないようです)
ということで2月5日の中日とのオープン戦では高橋が対外戦初登板の先発で2番手が梅野です。
一応現在までで先発候補としては小川・石川・奥川・金久保・高梨がいて更に高橋が間に合えば
一応頭数では6先発投手ということになります。
とはいえ奥川はまだ完ぺきではなく、高橋も間に合うかというところで、5番手・6番手争いが焦点となります。
サイスニード・コール・スアレスの外国人トリオは間に合わないのでしょうか。
まあ指揮官としては間に合わないことを前提に頭数を増やしておこうという計算でしょう。
梅野投手は入団して6年目、ルーキーイヤーは2先発で1敗、6.75と結果を出せず、2年目は29登板中先発は1試合だけで、
3年目以降は中継ぎ専門となりました。
中継ぎ専門で3年、今年はキャンプの途中からの突如先発転向です。
本来先発と中継ぎは体のつくり方も違っているはずです。
先発は100球を目途に7・8イニングを週1回投げることを目標に体つくり・スタミナ作りをしているはずです。
片や中継ぎ、特に勝利の方程式の清水やマクガフは1イニング20級程度をほぼ毎日全力投球できることを目標に
体を作っているのではないでしょうか。
中には大下や星のようにたまに困ったときの先発をさせられたり、先発が早めに崩れたり降板した時に
回跨ぎの複数イニングを投げさせられることが多く、かといって中継ぎが専門ですから、
毎試合コンディションを整え準備するというある意味大変なポジションです。
梅野の場合は一時勝利の方程式に入っていた時もありますが、基本中継ぎの1イニング、たまに回跨ぎ
というのがここ数年のパターンでした。
昨年は故障もあり29登板、25.1回、8Hに終わりましたが、今年は6年目正念場です。
そして5日には先発高橋の後を受け(高橋は3回無失点の上々の出来で、先発ローテ合格です)
2番手で3イニング投げましたが、前回のように無心では投げられないのか2イニング目3イニング目に
失点しました。まずは先発転向ということを意識し過ぎていることと、長いイニングを投げるスタミナ不足かと。
昨年も開幕にはローテーションの頭数が足りず、ルーキーの山野を急遽先発させ火だるまになって、
山野はそれきり一軍はおろか故障もあり二軍でもほとんど登板はなかったというとほほでした。
昨年のドラ1木澤はまだフラフラしており、今年のドラ1山下はまだリハビリ中と、相変わらずスカウトの
見る眼を疑われるドラフト戦略しか取れず、若手特に先発投手に人を得られないヤクルトです。
開幕まで3週間弱、何人の新顔が開幕の一軍メンバーに残れるでしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています