全日本卓球 伊藤美誠

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
大寒も過ぎ、東京も本格的に寒くなって来ました。
北海道や裏日本は大変な雪になっているようです。お見舞い申し上げます。

昨日、全日本卓球の男女のシングル決勝が行われ、伊藤美誠と水谷隼が優勝しました。
伊藤美誠の美誠パンチ好きです。
男子もここ最近張本一色だった男子の部に、ベテランここにありを示してあっぱれ!です。
女子も決勝に木原美悠という14歳の新星が伊藤選手と対戦しました。
男女ともに有望な選手が次々に現れ、驚くべき層の厚さになってきています。
昔のように中国勢が高くそびえる壁だった時代が夢のようです。

バドミントンもそうですな。
ある競技がブームになるためには、スーパースターの出現が不可欠です。
卓球は福原愛であり、レスリングは吉田沙保里、柔道のヤワラちゃん(田村亮子)の出現により、
多くの少女たちがその道を目指しました。
女子ゴルフも宮里藍の活躍により、女子ゴルフの裾野が広がり、昨年の黄金世代の大活躍となりました。
スーパースター効果はその少女たちが一人前になるためのタイムラグがあるため、
卓球はその「福原愛」効果がまさに今花開いている感じです。

翻って、我がプロ野球はいかがでしょうか。
上記のスポーツとの違いは、野球がチームスポーツということです。
一人のスーパースターがいても、他のメンバーが劣ると勝ち残れません。

近年の甲子園の高校野球が、全国から有望選手を集めるいわゆる甲子園常連校が強いということです。
昔のヤクルト(当時国鉄)がスーパー投手金田がいたにも関わらず、弱かったのは、野球がチームスポーツだったからです。
王・長嶋も上記の甲子園常連校のように、巨人が有力選手を多数抱え、常勝軍団の中のスーパースターであったことが大きかったと思います。日本TVと読売新聞と言う大マスコミのバックアップも彼らをウルトラスーパースターに押し上げました。王・長嶋が他のチームにいれば、張本・野村・落合と変わらないスーパースターの一人で終わったのではないでしょうか。

近年は昔ほどスーパースターの出現がなくなりました。
誰がいるでしょうか?イチローくらいでしょうか。残念なことに彼はキャリアの後半以上をMLBで過ごしています。
日本の少年たちにその姿を直接見せることはありません。

以前にも書きましたが、昔と違って、身体能力に優れた少年には多くのチョイスがあります。
その意味でプロ野球の選手の小粒化が進んでいるのかもしれません。
ヤクルトの山田哲人選手、日本球界に留まり、トリプルスリーを続けて、少年たちにプロ野球の
夢を与え続けてください。

カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで34日

上記数字等は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの昨年の球団別の選手成績を参考にさせていただいています。

 

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