公平・公正とは

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトに続きコロナクラスターが爆発した巨人がオールスター休みから公式戦を6試合中止としました。
巨人は二軍の選手も含め全支配下選手を入れても内野手が3人しかおらずチーム編成ができない。というのが
6試合中止の言い訳です。これにはヤクルトファン以外からも大ブーイングで、「ヤクルトは2試合しか中止にしなかったのに」
ということです。
実際ヤクルトのコロナ騒動直後の7月13日中日戦のヤクルトの先発メンバーは
1番　センター　並木
2番　〇ライト　山崎
3番　レフト　キブレハン
4番　〇サード　村上
5番　〇ファースト　オスナ
6番　ショート　西浦
7番　キャッチャー　古賀
8番　セカンド　元山

上記中〇印がレギュラー選手です。
あとは控えか急遽二軍から招集をかけた選手です。
その後もヤクルトはコロナ明けの選手も体調を見ながら休ませたり、戦力にならなくても試合に出したり、
現在も苦闘しているわけです。
巨人が内野手が3人しかいないなら、外野手でも投手でも守らせればよいではないか、というのが巨人ファン以外の
全てではありませんが、意見です。そこには巨人様だからなんでも通しにしているという見方があります。
巨人はドームなので試合消化が進んでいるが、3連戦中止になったDeNAは今後のスケジュールが厳しくなり、
場合によってはダブルヘッダーどころかトリプルヘッダーもやらないと、クライマックスシリーズに間に合わ
なくなるなんて話も出ています。
それもこれもコロナにおける試合中止の厳密な基準ができていないから、ヤクルトは「他球団がやりたいと言ってるので
本当はやりたくないけど、二軍の選手も駆り集めて、無理やりチーム編成して試合行います」というのと対照的に、
「コロナ陰性の選手もいますが、無理して走らせたりすると怪我するかもしれないし、坂本は怪我で出られないし、
中止になった試合は巨人主催じゃないから中止にしてもダメージないし、文句ある？」という巨人様の開き直りです。

人はスポーツが公平で公正だから熱中・熱狂できます。
オリンピックがなぜあそこまで涙を誘うかというと、本来は公平・公正だからです。
それが一部の国のように国家絡みでドーピングしていたり、スキーの女子ジャンプでいきなり変なおじさん役員が出てきて、
それまでOKだったウェアの基準を変えて主力選手を失格にしたりすると、あれあれオリンピックって何なの、
ということになります。その大会の裏では巨額の金が動いて、AOKIがうまい汁を吸ったりして、こんなオリンピック
もういらない、なんて話も出るわけです。

プロ野球に関しては何度も書いていますが、長年巨人が球界を牛耳り、以前はナベツネなんてとんでもない方が、
球界のルールブックみたいになって、勝手に巨人の都合の良いように球界のルールを捻じ曲げていました。
そして今回のクラスター騒ぎです。
他のチームもクラスターが起きていますが、巨人だけは6試合も中止にしています。
NPBという12球団の集合体であり、「鎌倉殿の13人」ではありませんが、個人事業主の集合体である、
単独企業の集まりではなかなか公平・公正を保つのは難しいところですが、その中でもなんとか
公平・公正に見える姿に運用面で近づけ我々ファンも心から楽しめる競技にしないと、
ますます子供たちの野球離れが進んでしまいます。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています