ドラフト巧者阪神

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨年圧倒的な強さで日本一になった阪神ですが、ここ最近はドラフト戦略が成功している印象です。
再々書いていますがヤクルトのドラフト戦略の欠如、ドラフト下手は顕著です。
有名選手に競合覚悟で1位指名を入れ、くじに外れる。(17年の清宮指名他)
指名に一貫性の無さ。(2020年のドラフトでは1位指名で早稲田の早川投手(サウスポー)を4球団競合で外し、2回目は法政大のサウスポー鈴木投手を2球団競合で指名し外し、早稲田がだめならというわけではないのでしょうが3回目は慶応の木沢(右腕)を獲得したわけです。即戦力(大卒)のサウスポーが欲しかったのでは?
2018年は二刀流という前評判の高い甲子園の人気者根尾選手(高卒)に4球団競合で敗れ、2回目は大卒右腕の上茶谷投手を2球団競合で外し、3回目で大卒右腕の清水投手をやっとゲットできたわけです。
過去にも奥川投手以外では競合覚悟の指名で散々外しまくり、挙句は補強ポイントが不明なばらばら指名を繰り返しています。

一方の阪神は長い低迷を経てしっかりした戦略のもとにドラフト指名を行い、必ずしもFAや外国人選手に頼らなくてもチーム編成が可能な状態になっています。
昨年の阪神のクリーンナップは3番森下(22年1位指名)・4番大山(16年1位指名)・5番佐藤(20年1位指名)、更に1番近本も18年の1位指名です。
先発投手陣では西純が19年のドラ1。20年のドラ2が伊藤将、ドラ5が村上。青柳は15年のドラ5。才木は16年ドラ3です。

ここ10年くらいのドラフトで先発投手としてものになったのが小川一人のヤクルトとはえらい違いです。
奥川・高橋・吉村はまだものになったというレベルには達していません。

阪神は例えば18年のドラフトでは外れ外れ1位で近本、2位に小幡、3位は木浪とセンターラインの強化に特化しました。近本と木浪は1年目から活躍しました。
阪神のドラフト1位野手大活躍は偶然取った選手が当たりだった、というわけではなさそうです。
ヤクルトはここ数年投手力の強化ということで1位指名には大卒や社会人の投手をもってきていますが、2位以下の指名も含め必ずしも成功していない印象です。
先日の日ハムとのオープン戦で日ハムに移籍して成功した杉浦投手を見て解説の平松氏は「杉浦はヤクルト時代はひどかったが日ハムに来て見違えるほどよくなった」というようなことを言っていました。
ここからわかることはヤクルトの育成下手です。才能あるコーチがいない(特に投手面)から才能ある選手を育てられない、ということです。
選手はまだしもコーチ陣が監督他と仲良しクラブで構成されていてはいつまでたっても選手が育ってこないのもわかります。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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