北青鵬引退

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

元横綱白鵬の宮城野部屋のエースで私は未来の横綱候補と思っていた最高位前頭6枚目の北青鵬が引退となりました。
2mを超える身長で身体能力は高く、相撲を覚えればあっという間に上位に来ると思っていたのですが、兄弟弟子への数々の暴行を行っていたということで、コンプライアンス委員会で引退勧告が出され、それに先立って引退届を出したようです。
その暴行の内容は聞くもおぞましいことを繰り返していたようで、その残虐性は北青鵬の幼児性もうかがわせるものでした。

北青鵬はモンゴル生まれの日本育ち、ということで、いまや大相撲にモンゴル人力士抜きでは成り立たないモンゴル人力士の次代のホープだったわけです。なにせ横綱照ノ富士・大関霧島・大関豊昇龍とトップ3がモンゴル人力士ですから昔白鵬・日馬富士・鶴竜の3横綱が君臨していた時代の再現です。

もともとこの相撲協会では親方や兄弟子による「可愛がり」という名前の「愛のムチ」ではなく純然たるいじめが根強かった世界です。アスリートの世界と暴力やいじめは切っても切れないところですが、特に大相撲は力士が部屋に所属し、下の力士は住み込みと、その閉鎖性からも暴力やいじめが後を絶たず、またその閉鎖性ゆえそれらの行為が外に漏れにくく、ゆえに根絶の難しさがあったわけです。

決して人種差別するわけではありませんが、モンゴル人力士にはなぜか暴力が付きまといます。
白鵬の前の大横綱幕内優勝25回の朝青龍は泥酔して一般人?に暴行を加えたとして引退勧告が出され、引退しました。
横綱日馬富士(優勝9回)はモンゴル人飲み会でモンゴル人力士に暴力をはたらき引退の追い込まれました。
大横綱で北青鵬の師匠でもある白鵬も特にその関取時代の後半は荒っぽい相撲ぶりで再三横綱としての品位を散々問われていました。
そして今回の北青鵬事件です。

大相撲が神技から発生しことさら礼儀などを重要視するところが、モンゴル相撲という土俵も制限時間もなく相手を倒すまで続くきわめて荒っぽい競技をルーツに持つモンゴル人力士は以前からその荒っぽい土俵ぶりに批判もあったところです。
慣れない日本に来て、しかもその中でもあまりにも日本的な相撲部屋に各部屋モンゴル人は原則一人しか所属できず、日本語で話さなければならず、いろいろと不満やストレスがたまるのでしょう。
かといってそもそも日本の社会で暴力沙汰は許されることではありません。
今回の事件を契機に大相撲がもっと開かれた世界になるよう改革されることを望みます。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

Amazonのヤクルトグッズはこちらからどうぞ
ヤクルトスワローズ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。