古田敦也臨時コーチ

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトのキャンプも第2クールに突入。第2クールから元ヤクルト監督の古田敦也氏が
臨時コーチとして参加しています。

ヤクルトのキャンプといえば、若松元監督が臨時コーチとして打撃指導を毎年行っていました。
若松氏は大先輩に当たるので、現場の監督・コーチも若干やりにくいところがあったのでは。

その点、古田氏なら高津監督とは同じ釜の飯を食った間柄ですから、あまり遠慮なくやれる
と思います。
古田氏のミッションその1はヤクルトの弱体捕手陣の底上げです。
現役時代ノムサンの教えを受けた一流の捕手であり、かつ通算打率 .294で首位打者も獲得した
一流打者である古田氏に打てる捕手の極意を特にヤクルトの若手捕手陣に伝授していただければ
ありがたい話です。

ちなみに昨年のヤクルトの捕手の打撃成績を見てみましょう。

井野 32試合 22打席 4打点 .105
古賀 27試合 46打席 1打点 .048
嶋 20試合 45打席 4打点 .086
中村 29試合 92打席 3打点 .175
西田 69試合 215打席 7本塁打 20打点 .232
松本直 6試合 14打席 .231

死屍累々という感じです。西田を除いては投手並みの打撃成績です。
松本直選手は一昨年はなかなかチャンスに強いバッティングをしていましたが、昨年はさっぱりでした。
中村捕手や嶋捕手はこれ以上の上がり目を期待しにくいところです。
そこでドラ3の内山捕手や育成ドラフト3位の松井捕手に注目が集まりますが、
かれらは二軍キャンプですから古田氏の教えは受けられません。
せいぜい古賀捕手と松本捕手にバッティングの極意を授けていただきたいものです。
再々言っていますが、DH制のないセリーグで打てない捕手は致命傷です。

ところで古田氏の現在の肩書は評論家、ということでしょうか。2006・2007年にヤクルトの監督をプレイング
マネージャーとして務めましたが、その頃はノムサンがいいとこ取りした後で、黄金時代の主力メンバーも
いなくなるか、全盛期を過ぎており(古田氏も含め)、3位・6位と寂しい成績で終わりました。
ノムサンのID野球を受け継いだ指導者として声がかかりそうなものですが、
古田氏が希望する金額が高すぎて、どこも二の足を踏んでいるという話もあります。
昨年のコロナ騒ぎの前は、プロ野球新球団増設論が高まり、政治家も巻き込んだ騒ぎになりました。
古田氏もこの騒動のお先棒担ぎをしていましたが、いつの間にかフェードアウトしました。
古田氏は現役時代選手会会長としてストライキを打とうとしたり、なかなか政治的な動きが好きな方で、
てっきり現役引退後は政治家になるかと思っていましたが、タイミングを逃したのかどうなのか、
ついぞ立候補せずに今日に至っています。

古田氏の薫陶を受けて一人でも覚醒する選手が出れば、御の字です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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