吉村・ロドリゲス中継ぎ?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの最終戦で高津監督が言っていたようにロドリゲスと吉村の中継ぎ起用テスト?が行われました。
10月4日阪神戦です。ロドリゲスは2番手で1‐3の比較的プレッシャーのないシーンでの登板で、2イニングを1与四球のみでまとめました。
吉村は4番手で7回から9回、3‐4のシーン、終盤ですから若干ロドリゲスよりきつい場面での登板で、しかもロドリゲスが2イニングの登板だったのに比べ吉村は3イニング目に突入しました。佐藤輝・糸原にヒットを打たれ、最後は田口のリリーフを仰いだわけです。結果論ですが9回の裏にヤクルトは阪神の守護神岩崎を攻めて逆転・サヨナラだったわけで、勝ち星は田口に行きました。

この高津監督のロドリゲス・吉村の中継ぎ起用には2つの意味合いがあるように思えます。
一つはこの2投手が先発より中継ぎに向いているか、ということと中継ぎ陣の補強です。

ロドリゲス投手は今季途中から加入、7登板6先発で1勝5敗、33回を投げ4.09でした。
8月9日の広島戦で一軍デビュー。5回を1失点で納め勝ち投手となりました。
その後は5度の先発で援護に恵まれなかったのが3試合、打ち込まれたのが2試合で6イニングが最長です。

一方の吉村投手はルーキーで今年はシーズン中盤に故障でリタイアしましたが、シーズン当初と終盤はローテに入り、結局12登板、11先発で4勝2敗、60.1回を投げ4.33でした。
ロドリゲス投手とは違い8イニング9イニングをそれぞれ2試合、7イニングを1試合投げていますから、決して完投能力が無いわけではありません。むしろ高津監督の本音は特にシーズン後半ほぼ総崩れになった中継ぎ陣の立て直しのような気がします。

先発陣が早い回で崩れることも度々で高梨を二軍から上げ、ロングリリーフの中継ぎに持ってきましたが、それだけではとても今年のヤクルト総崩れのストッパーにはなりませんでした。

しかもヤクルトの先発陣も決して鉄壁なわけではなく、今年で言えば小川・サイスニード・ピーターズがなんとかローテの軸で後は高橋・小沢・吉村・石川更に終盤に山野・ロドリゲスが加わった程度です。
球団としてはオフに補強策をいろいろと考えているのでしょうが、FAやドラフトは競合がありうまくいくかはわかりません、しかもドラフトや外国人選手は取ったは良いが戦力になるかどうかも保証はないわけで、やはり現有戦力の底上げが首脳陣の第一の仕事になります。

このオフで清水・木沢がどこまで回復できるか。石山はもう難しいかと。今野はどうか。近藤の復活はあるか。
フェニックスリーグにも参加している奥川・山下・金久保・吉田が来季先発として戦力になれば確かにロドリゲスの中継ぎもあるかもしれません。プラス長谷川・梅野・柴田・丸山翔の成長・復活で勝利の方程式入りしてくれれば面白い布陣になりそうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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