大相撲のカオスは続く

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

16人の関取(十両以上)の休場を出し、またもや両横綱不在の初場所を相撲協会は強行
開催したわけですが、初日以来とんでもない状態が続いています。
今場所の目玉だった横綱取りに挑戦の大関貴景勝は怪我をしている様子はないにもかかわらず、
無気力相撲を続け、9日目で2勝7敗、負け越し目前です。
先場所優勝で一躍今場所が横綱取りとなったわけです。このとほほぶりで、来場所のカド番はほぼ確定です。
横綱どころかさっさと休場した方がよい状態です。

もう一人の看板大関でカド番の朝之山も前に出る姿が見れず6勝3敗。
貴景勝とは違い序盤のばたばたを脱し、なんとかカド番は抜け出せそうです。

同じくカド番大関の正代は大栄翔・御嶽海に敗れましたが、あとはなんとかの7勝2敗です。
優勝戦線に踏みとどまっています。

もう一人の優勝候補関脇照の富士は完全に相撲を読まれ、対戦力士のかく乱戦法にあって、
6勝3敗。

その中で光っているのが8勝1敗の平幕大栄翔と帰り入幕の明瀬山です。
大栄翔の突っ張りが冴えわたり、全役力士を破りましたが、そこで力尽きたか、昨日は宝富士に迫力のない相撲で
敗れました。未だ優勝候補筆頭ですが、前半の役力士との対戦で好成績を残したのは良いが、
そこで全精力を使い果たし、あとはばたばたというのは良くある話です。
この大栄翔は昨年後半から頭角を現しました。このままいけばすぐに大関候補ですが、
どうも若手を見ていると、その勢いが続きません。
御嶽海は2回も優勝していますが、今場所は小結です。
大関に上がった朝乃山もそこで立ち止まっています。
貴景勝も今場所のとほほ振りでまた振り出しです。
正代がカド番ではありますが、なんとかです。
このままではまだまだ白鳳の天下が続いてしまいます。

明瀬山はほぼ幕尻(前頭16枚目)で確かに頑張っていますが、1年前に幕尻で優勝した徳勝竜を
彷彿させます。
照の富士も幕尻で優勝しました。先場所は幕尻の翔猿が優勝しかけました。
幕尻が活躍するという事はいかに横綱・大関他役力士がだらしないかということです。

貴景勝や朝乃山が別人のような相撲を取っているのは、コロナ禍で思ったような稽古が
できていないことも一因です。
NPBも相撲協会も経営の問題もあり、多くのファンが見たがっていることもあり、
初場所やキャンプインを強行しているわけですが、この緊急事態宣言下で
なにか事故が起きなければよいがと危惧しております。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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