大谷と博打

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

MLBの大谷選手の専属通訳である水原一平がネット賭博で大損をし、大谷選手の口座から6億円余りの資金をその穴埋めにするために不正送金したということで一時日米両国のマスコミが大騒ぎしました。
その後も騒ぎは続き6億円という大谷が水原一平から盗まれた金額は1600万ドル(約25億円)にも上るということでまたまたわれわれは度肝を抜かれてしまったわけです。
先日、米司法当局の発表で事件は水原容疑者の一方的な犯行で大谷選手は単なる被害者ということでけりが付きそうです。
一応捜査結果が出たということで少しコメントしようと思いますが、日本のテレビはそんなことを忘れたかのようにNHKまで大谷選手の一打席一打席を詳報しており、このマスコミ(特にテレビ局)の大谷フィーバーにはちょっと異常さを感じます。

時の権力者が何か都合の悪いことを隠すために国民の目を他に向けさせようとマスコミに仕向けるのは古今東西枚挙にいとまないわけで、現在でも国内には自民党の政治資金問題とか、子育て資金に名を借りたステルス増税とかそれらのことから国民の目をそらすためにことさら「オオタニ、オオタニ!」とテレビ局に煽らせているわけではないのでしょうが、、、

先週の週刊文春でも「なぜ大谷はロス市警に盗難届を出さないのか?」なんて記事があるように、米国ではこの事件本当に大谷は単なる被害者なの?という意見もまだあるようです。

その昔、新庄日ハム監督が友人に数十億の金を預けてすっかり溶かされた、なんて武勇伝のように語っていますが、これも捜査機関を絡ませては何か都合の悪いことが明るみ出るのを敬遠した、ということのような気もします。一番考えられることはこの消えた数十億円はアンダーグラウンドな世界に流れ、追及するとブラックな世界に踏み入れることになるので、新庄は泣く泣くあきらめたということなのかもしれません。

このままでいけば大谷と水原の個人間の金の窃盗ということで、話はチョンになりそうです。
そもそもギャンブルなんて公営もアングラも含め必ず胴元がいて(個人間でやる麻雀賭博は別ですが)、胴元は絶対に儲かる仕組みになっています。これは宝くじ・競馬・カジノすべて共通です。少なくとも胴元の儲け分だけ賭け手は損することになるわけで、この単純な数学からもギャンブルは儲からないということは自明です。

しかし今回の事件での一番の問題は1600万ドル(25億円)という我々一般庶民にとっては気の遠くなるような金額が自らの口座から消え失せて気が付かない、という大谷の金銭感覚というか資金管理です。
その資金管理を水原一平に任せていたのか、他に口座をチェック・管理する人間はいないのか。庶民は口座から数万円がなくなっても大騒ぎするはずです。
年間100億円に上るドジャースの年俸を後払いにしたり(税金対策かもしれませんが)、日本中の小学校にグローブを配ったり(これも税金対策かもしれませんが)、片一方でさわやかなスーパースターを演じている?大谷選手がこと金銭面では???な出来事が続いています。
プロのアスリートとしてこの先も我々に夢を与えて続けてください。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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