奥川熱投 7月1日ヤクルトー阪神

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

やっと連敗脱出です。
巨人には3タテ食らいましたが、阪神とは1勝1敗1分けと、はっきり巨人・阪神の現在の勢いの差を
感じる6連戦でした。

しかし奥川投手は成長しました。
7回87球投げて4被安打、6三振、無四球、阪神梅野の本塁打による1失点のみでした。
今日現在、力ではヤクルトのエースです。
昨日は87球ですからもう1イニング投げさせるのもありかと。
もしくは登板間隔をつめるとか。育成です。
普通なら勝ち投手ですが、ヤクルト打線は阪神ガンケルに7回、4安打、10三振で、山田の本塁打1得点のみと
正しくきりきり舞いされています。
昨年のガンケルならばちょろいちょろい、と思っていましたが、今年のガンケルは一味どころか
人が変わったかのような成長?ぶりです。阪神もアルカンタラといい、投手王国です。

さて奥川投手の後を清水が抑えて(8回裏)、9回ヤクルト打線が阪神守護神のスアレスに襲い掛かります。
2アウト満塁で代打宮本が技ありの流して左前ポテンヒットで2点、更にスアレスに変わった馬場から
満塁のシーンで中村がぼてぼてですがピッチャー返しでセンターまで抜け、更に2得点でした。
ヤ5-1阪となり、9回は余裕の坂本登板で、清水に涙のプロ入り初白星がつきました。
確かに「涙の初白星」ですが、投手に対する評価も変わってきました。
昔は20勝投手とか、200勝して名球会入りとか、投手の評価基準はまずは勝利数でした。
例えば阪神先発のガンケルは6勝0敗ですから、確かに素晴らしいピッチングを続けていて、
チームに6の貯金をもたらしています。しかし防御率は2点台ですから、打たれることもあるわけで、
たまたま負けていないということです。
逆に奥川は昨日7回1失点ですが、打線の援護なく勝ちは付きませんでした。
ところが清水投手は1回ですが0封し、その裏にヤクルト打線が大量得点してくれて白星が転がり込んでいます。
阪神スアレスは同点のシーンで打ち込まれてしまい、黒星は仕方ありません。
しかし白星はあくまで運次第です。
一昨日巨人の山口投手は8回1アウトまでノーヒットノーランを続けましたが、広島野間の一発に泣きました。
これも巨人打線が0封されていた故です。

ということで、投手を測る物差しは大きく変わってきており、先発はクオリティスタートだったり、中継ぎはホールド。
防御率はもちろん重要な指標ですが、ここまで投手の分業化が進むと、誰に勝ち星がいくかは徐々に意味をなさなくなっています。

さて今日からは名古屋で中日との3連戦です。
先発は結婚し子供もできてすっかり大人になった高橋と中日はエースぶりが様になってきた柳です。
柳と明治大学の同期で、柳ドラ1・星ドラ2の格付けがそのままランクの違いになってしまった、
ヤクルト星投手にも奮起を促したいところです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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