小川がエース?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの小川投手がこのところ存在感を増しています。(下記数字は9月19日現在のものです)
このところエースらしいピッチングで連勝し、とうとう9勝8敗と個人的な借金を返済し、貯金を作りました。
ヤクルトの残り試合が9試合で小川に次ぐ勝ち頭がサイスニードの7勝ですから頑張っても小川の9勝に追いつけるかどうかというところです。それにしても小川自身が10勝に到達できるのかどうかです。
このところヤクルトのエースといえば小川となっていますが、本当に小川がエースの呼称にふさわしいかどうか過去のヤクルト投手陣の勝ち頭と最多投球回数投手から見てみましょう。

2022年(ヤクルトセリーグ1位)
小川 25登板、8勝8敗、153.1回
木澤 55登板、9勝3敗8H、70.1回
サイスニード 23登板、9勝6敗、132.1回
この年ヤクルトはセリーグ2連覇したわけですが、不甲斐ないエース小川に代わってサイスニードが勝ち頭となり、中継ぎの木沢も同じ9勝でチームトップになるという珍現象が生まれました。それだけ中継ぎ陣が充実していたということです

2021年(1位)
小川23登板、9勝6敗、128.1回
奥川 18登板、9勝4敗、105回
この年高津監督初優勝でしたが、2年目の奥川が飛び出し、いよいよエースの座交代かと思わせましたが、奥川のその後は残念の一言です。

2020年(6位)
小川 20登板、10勝8敗、119回
梅野 42登板、5勝2敗、42.1回
2年連続のセ最下位。その中で小川は頑張って二けた勝利しましたが、勝利2番目が中継ぎ梅野の5勝でした。この年小川以外に100回以上投げた投手はいません。

2019年(6位)
小川 26登板 5勝12敗、159.2回
石川 23登板、8勝6敗、124.1回
セリーグ最下位を象徴する小川の成績です。
この年くらいまで石川がエースの座を張り合っていました。

2018年(2位)
小川 18登板 8勝5敗、108回
ブキャナン 28登板、10勝11敗、174.1回
石川 22登板、7勝6敗、110.2回
ブキャナンの鉄人ぶりが際立ちますが負けの多いのが首脳陣には気に入らなかったようです。

2017年(6位)
小川 22登板、8勝7敗、124回
ブキャナン 25登板、6勝13敗、159.2回
ブキャナンの負け数が驚異的です。

2016年 (5位)
小川 25登板、8勝9敗、158回
石川 20登板、8勝8敗、116.2回
それにしても二けた勝利なんてなかなか無いもんですな。

2015年(1位)
小川 27登板、11勝8敗、168回
石川 25登板、13勝9敗、146.2回
真中ヤクルト優勝年です。
石川の13勝は09年、10年と並ぶキャリアハイです。

2014年(6位)
小川 17登板、9勝6敗、108.1回
石川 27登板、10勝10敗、165回
この年小川は前年の疲れから今一でした。

2013年(6位)
小川 26登板、16勝4敗、178回
石川 24登板、6勝9敗、148.1回
八木 26登板、5勝13敗、152回
小川の華々しいルーキーイヤーです。

こうしてみると小川投手は過去11年に亘りヤクルト投手陣の中心にいたことは間違いありません。この間ヤクルトは3度セリーグを制覇していますが、5度の最下位もあるわけです。そういった中で11年で100勝を挙げた小川投手は過去の大エースと比べると小粒ですが、それなりにヤクルトを支え続けたと言えるでしょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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