巨人はダボハゼ?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日ヤクルトは一気に巨人との逆転を狙っていましたが、ヤクルト対広島は雨で中止。
巨人は中田の2ランホームランなどでDeNAと引き分け、巨人とのゲーム差は0.5で変わらずです。
さて日ハムで暴力事件を起こし無期出場停止処分となっていた中田翔がサラッと巨人にトレードです。
(しかも無償)どんな裏取引があったのでしょうか。
中田選手は07年ドラフト1位で日ハム入団。
この年のドラフトではヤクルトに入った由規とロッテに入団した唐川投手と加え高校3羽ガラスと評されていました。
3選手とも入団後には期待にたがわない活躍をしましたが、由規投手は肩を壊し、8年で32勝36敗、19年にヤクルトを自由契約、
楽天に行きましたが、結局楽天も自由契約となりました。
唐川投手は昨年までの13年間で72勝70敗、3.72、18年からは主に中継ぎで今シーズンも29試合に登板4勝2敗19Hを上げています。
一方の中田選手は日ハムでの13年間で261本塁打、950打点、.250で14年・16年・20年に打点王を獲得しています。
しかし今年は寄る年波か、39試合で4本塁打、13打点、.193
ぎっくり腰などもやって散々な出来です。そういった中でいらいらがつのりつい暴力沙汰に及んだのかと。
本来なら内々で済ませる話なんでしょうが、日ハムとしてはすでに中田というキャラを持て余していたのでしょう。
これ幸いと出場停止にし、シーズン終了後に自由契約と考えていたところ巨人がホワイトナイトになって
厄介の種を引き取りました。
似たようなキャラでは清原がいました。この人も暴力沙汰の噂が絶えなかったのですが、当時はまだそのようなことに
世の中は寛大でしたが、清原はやめた後に覚せい剤でお縄になりました。巨人もそんなことうすうす気づいていたはずですが、
知らぬ存ぜぬです。
その昔、大正力(オーナー)が「巨人の選手は紳士たれ」と言ったのは有名な話ですが、逆を返せば巨人を筆頭に
プロ野球選手がいかに「紳士」らしからぬ人物が多かったかという証左です。
もともと体育会系の極致のような野球選手が、プロに入ると個人事業主となり、自分の腕一本で生き抜かなければならなくなり、
そういった中で豪傑たちが跋扈する世界となったわけです。
星野監督の鉄拳制裁は有名でしたが、事程左様に暴力沙汰なんて日常茶判事だったのでしょう。
さて本題の「ダボハゼ」です。ダボハゼは貪欲で、体に比べて口が大きい魚であることから、転じて手段や対象を選ばず、ガツガツと飛びつく人、またはそのような行動を揶揄するときに使われます。
巨人は歴史的にその豊富な資金力もあり、他チームの主力選手の引き抜きに精を出していました。
長嶋監督や原監督の「欲しい欲しい病」は有名な話で、とにかく他球団の4番打者やエースを札束で引っ張りました。
(中には清原のように巨人のユニホームが着たくてたまらない巨人フェチも結構います)
このような巨人の姿勢を「ダボハゼ」と評したわけです。
巨人(原監督)は「中田選手のような人材をこのまま終わらせたくない」なんてきれいごとを言ってますが、よくも言えたものです。
世の中これだけコンプライアンスが厳しくなり、セクハラやパワハラは一発アウトです。
巨人にはこのような危機管理ができているのでしょうか。それとも「俺は巨人だ、文句あるか」でしょうか。
中田も早速、髪を金髪から黒く染め、髭もそり落とし、すっかりいい子ぶっていますが、いつまで続くのでしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
そうでしたね。中田は由規や唐川と当時を沸かせた高校3羽ガラスでしたね。
おっしゃるとおり、暴力は決して許されるわけがなく、トレードそのものもそうだし、早々に謹慎処分を解除して即1軍というのはどうなのか?という思いは消えません。
夢を与えるのがプロ野球。
過ちから更生させるのも使命かもしれませんが、やり方というものも問われますよね。
ヤマ様
コメントありがとうございます。
日ハムで無期限?出場停止だった中田選手が、巨人にトレードされた途端出場している
不思議です。
巨人のやりたい放題は今に始まったことではありませんが、本当に腹が立ちます。
ヤクルトけんちゃん