投手上位?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今年のNPBを見ると歴然とした事実があります。
それは投手上位になりつつあるということです。
セ・リーグではDeNAのオースティンの.316とサンタナの.315と規定打席に達した3割打者はたったの2人。
防御率1点台の投手が中日高橋宏1.38、巨人菅野1.67、阪神才木1.83、広島大瀬良1.86、巨人戸郷の1.95と5投手が1点台でした。
それに比べてチーム平均防御率が3.64でセリーグ6位だったヤクルト投手陣は恥ずかしい限りです。
なぜヤクルト投手陣は別としてこのようなことになったかというと、一つには様々な電子機器の開発が進み、投手の投球の質をとことん精査することが可能になったことがあるようです。
昔はバッティングマシンの向上により、打者はあらゆるボールを練習で打つことができるようになり、打者の有利性が高まった時代もありました。
今は逆のようです。
もう一つは飛ばないボールの影響です。
本当にボールが飛ばないように質を変えられたかはNPBは言わないので、本当のところはわかりません。
10年前の2014年セリーグ6球団の本塁打合計は748本。
ちなみに今年は472本でした。本塁打数は半減とは言いませんが4割近く減っています。
これが飛ばないボールのせいか、最新の電子機械による投手の能力アップのせいかはわかりません。しかしあらゆる数字が投手上位になっていることは紛れもない事実です。
それならば何故ヤクルト先発投手の中に防御率1点台の投手がいないかということです。
上記の5人の防御率1点台の投手中、菅野・大瀬良はベテランですが、他は若手と言ってもよい年齢です。
3投手とも高卒からプロ入りしています。
プロ野球選手として大成するか否かに高卒・大卒は関係ない気もしますが、各チームの売り出し中若手野手を見ると、大卒選手が多い気がします。
この点は一度検証してみましょう。
野手と違い、投手は大学で4年間投げ続けて、肩が摩耗するなんてことがあるのでしょうか。
ヤクルト投手がすぐに故障することを見ると、確かに昔の金田や稲尾みたいな鉄人投手は遠く離れた存在に遥か彼方に思えます。由規や奥川を見ればなぜこんなにもろいのかと彼らのひ弱さに驚かされます。とにかく頑強な肉体を持つ選手を育成することが、ヤクルトコーチやスタッフのオフの重要な仕事です。ということはわかってはいますが、そんなに容易なことではないような気もします。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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