新・黄金期
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
2月3日の日経新聞の夕刊に「絶対大丈夫、合言葉に頂点。ヤクルト「新・黄金期」へ」というヤクルトファンにとってはなんともうれしい記事が掲載されました。
ヤクルトの第一次黄金期は野村克也氏がヤクルトの監督を務めた1990年ー1998年の9年間です。
この間92年・93年・95年・97年の4回リーグ優勝し、92年以外は日本一になっています。
この間90年は巨人(藤田監督)、91年は広島(山本浩二監督)、94年と96年は長嶋巨人、98年は横浜(権藤監督)ですから、まさしくヤクルトの黄金期と呼ぶにふさわしい成績です。
この時のノムさんのライバルがチョーさんこと巨人長嶋監督です。
ヤクルトと巨人は毎年デッドヒートを繰り広げていたわけですが、優勝回数を見れば軍配はノムさんに上がります。
黄金期といえば数年前までの工藤監督のソフトバンクです。
2015年ー2021年の7年間ソフトバンクの監督を務め、3度のパリーグ優勝と5回の日本一(うち2回はクライマックスシリーズ勝ち上がりからの日本一)に輝いています。
もちろんこの工藤ソフトバンクはチーム自体強かったわけですが、中でも2度のシーズン2位からの勝ち上がりからの日本一を含め、短期決戦に強かったことがわかります。
セリーグはその歴史のほとんどが巨人の黄金期?だったわけですが、上記のノムさん時代のヤクルト以外にも何度か巨人以外のチームの黄金期がありました。
広島は2度の黄金期がありました。
1975年ー1985年古葉監督時代は11年間で4回セリーグ優勝、うち3回日本一になるという強さでした。
2回目の黄金期は緒方監督時代(2015年ー2019年)です。就任期間は5年と短いのですが、その間に3度セリーグ優勝を飾っています。残念ながら日本一にはなれませんでした。
もう一つの黄金期は落合中日です。
落合監督は2004年ー2011年の8年間中日の監督を務め、その間4回セリーグ制覇、1度2位になった時に日本一に上り詰めました。
以上の例を見れば、最低3回はリーグ制覇しないと黄金期とは言えないことがわかります。
高津監督は過去3年間で2度セリーグ制覇、1度の日本一です。
高津監督があと何年ヤクルトの監督を続けるかはわかりませんが、キーは村上選手がヤクルトに在籍する間に優勝を目指すことかと。今のヤクルトから村上選手が抜けると厳しい状況になるのは見えています。
村上選手がメジャーに行くまであと2年とすると、今年来年が高津監督の勝負の時ということになるのかと、思います。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていた、だいています