新人王候補?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

プロ野球に新人王という表彰カテゴリーがあります。
スポーツ記者たちの投票によるものですので、多分に人気投票的な部分もあります。

ヤクルトでは2019年に村上が入団2年目で受賞。
昨年は奥川がやはり2年目で新人特別賞を受賞した。
この特別賞は新人王受賞者(セパ1名づつ)の他に彼らと競うほど優秀な選手に「特別」に与えられます。
昨年では奥川投手のほかにセリーグでは阪神伊藤将投手・中野内野手・佐藤外野手・DeNA牧内野手が受賞。
パリーグでは新人王はオリックスの2年目宮城投手に加え日ハムの伊藤大海投手が特別賞を受賞した。

この新人王の受賞資格は支配下登録されてから5年以内で、投手は一軍で前年までに30イニング以内しか
投げていないこと。野手は一軍で60打席以内しか出場していないことが条件です。
従って村上選手や奥川投手など初めファームでじっくり鍛えて2年目以降にブレークした選手も有資格者に
なります。

さて気が早いのですが、今年のヤクルトの新人王候補をピックアップしてみましょう。

山下輝投手 バリバリのルーキーです。本来大卒の即戦力候補ですが、疲労骨折からのリハビリ中で
キャッチボール程度は始めたようですが、今シーズンに一軍デビューできるのか。
2012年のドラ1石山とドラ2小川以来即戦力のはずの大卒や社会人経由の選手が1年目から活躍した例が
皆無のヤクルトです。清水投手のように2年目から活躍した例はあるのですが。このジンクスが
山下投手にも当てはまるのか。

木澤尚文投手 2年目 一軍登板なし 今年は一軍キャンプスタートで、投球時の左右のぶれを矯正して
一軍デビューと行きたかったのですが、練習試合楽天戦でボロボロでした。先日の楽天戦でも最終回の
1イニングを投げ1失点とピリッとしない内容でした。まだ何回かリベンジのチャンスがあると思います。
何とか一軍に残れるか。力のある球を投げる投手です。高橋のようにコントロールがつけばです。

杉山晃基投手 3年目 一軍登板は6.1イニング 今年キャンプは一軍スタート。先日のロッテとの
練習試合で先に投げた投手の出来が散々な中、しっかり2イニングを無失点に抑え結果を出しました。
同期の奥川投手や大西投手が昨年一軍で実績を上げているだけに、頑張りどころです。

宮台康平投手 5年目 一軍登板は4.2イニング。昨年ヤクルトに加入しましたが、一軍での出番は
ありませんでした。今年はキャンプから一軍スタートで貴重なサウスポーの中継ぎ候補として
バリバリ行けるかと言う感じでしたが、練習でねんざしリタイアです。
代わりに坂本投手が一軍に呼ばれました。

並木秀尊外野手 2年目 一軍では6打席
足のスペシャリストとして入団、今年は他の外野手(中山・渡辺・濱田・坂口)を押しのけて一軍
キャンプスタートです。単に足だけではなく、何か(バッティング?)を高津監督に買われての
一軍ですが、今のところ結果は出ていません。

丸山和郁外野手 ドラ2ルーキーです。昨年の本山内野手の背番号6(宮本慎也選手の番号)のように、
この丸山外野手もバレンティンの背番号4をもらっています。中村捕手の背番号27もそうですが最近の
ヤクルトは伝統ある?背番号を選手に与えてやる気を出させようとしているのか。
その丸山選手も先日のロッテとの練習試合でピッチャーゴロをそんなに頑張って走っても、というところ
張り切りすぎて1塁ベース上で宙返り、脳震盪で救急車です。
たいしたことなければよいのですが、一軍キャンプでただ一人のルーキーでしたが早くも暗雲漂います。

長岡秀樹内野手 3年目 23打席
武岡龍世内野手 3年目 16打席 高卒同期入団、守備はショートと双子みたいなコンビです。
名前も似ています。
今年のキャンプには当初武岡選手が一軍に選ばれましたが、村上選手のコロナ罹患に伴い長岡選手も
一軍入り。この2選手どこが違うの?と言う感じでしたが。徐々に守備の武岡、打の長岡という
感じになってきました。この二人一軍でのサバイバル競争です。

松本友内野手 3年目 52打席 なんといっても打力に定評があります。昨年も一軍でいい感じで打っていました。
怪我さえしなければ昨年も巡レギュラークラスになれたはずです。守備も内外野守れるユーティリティぶりです。
このまま伸びればオスナをしのいでファーストのポジションをゲットできるかもしれません。

赤羽由紘内野手 育成 首脳陣一押しでキャンプ一軍スタートです。気負い過ぎか練習試合3試合で結果出ていません。
このままでいくとファームに逆戻りです。

内山壮真捕手 2年目 6打席 今年のキャンプのピカ一です。打撃センスが凄い。捕手としては経験も少なく
全てにおいて今一今二です。打撃だけならヤクルトのベスト10に入ります。
なんとかこの打撃を生かす手はないものでしょうか。

ということでまだオープン戦も始まっておらず、他チームの動静も不明な時点で、ヤクルトの新人王候補を
ピックアップしました。
今のところでは本命内山壮真、対抗松本友と言う感じですが、この先半年以上ありとんでもないダークホースが
飛び出して来ればまたそれもうれしい誤算です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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