日本人力士に「激励」!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
大相撲名古屋場所は大横綱白鵬と返り咲き大関照の富士の全勝対決が千秋楽の結びの一番となり、
ここは必死の相撲巧者の白鵬の勝利で、45度目の優勝を飾りました。
照ノ富士も先場所優勝からの、今場所は準優勝ということで、横綱への花道をとなりました。
白鵬なんて44回も幕内優勝の記録を持つ大横綱ですが、5場所連続休場からのいきなりの全勝優勝です。
本当に5場所休場するほど悪かったの?という「死んだふり疑惑」満開です。
ところでこのモンゴル人(白鵬は今は日本国籍取得したので日本人ですが)のトップ2以外はどうだったかというと、
大関朝乃山はキャバクラ通いがばれて6場所休場の処分中ですでに大関陥落が確定し、来場所は関脇で休場
続行です。
本来、白鵬・照の富士にもっとも対抗する力があると思われる大関貴景勝は3日目に首を痛めたとかで、
取組後立ち上がれずそのまま休場のとほほでした。
この力士太りすぎのせいか怪我が多いですな。
もう一人の大関正代は千秋楽でやっと勝ち越すという体たらくでした。
昔先代の大関貴ノ花の頃は「くんろく大関」と呼ばれ9勝しかできないことを馬鹿に
されていたものですが、今や大関は勝ち越すのがやっと、下手をすると負け越し、カド番、
やっと勝ち越してカド番脱出の繰り返しです。
それに続く関脇が高安と御嶽海です。
高安も一時の照の富士キラーの神通力も失せ、照の富士に連敗です。
御嶽海もやっと勝ち越しましたが、照の富士・白鵬には歯が立たずでした。
この人も幕内優勝2回もしているのに大関にもなっていないというある意味ギネス並みの
記録を持っています。
しかしどの力士もそうですが、白鵬やとりわけ照の富士には真っ向から当たって組んで
勝てるわけありません。格好悪くても飛んだり跳ねたり、横から攻めたり、足を持つとか、
何か考えたらいかがでしょう。
白鵬も敗れる場合は突き押しや素早い動きでかき回されることが有効というか、並みの力士にはこれしかないわけで、
少しは考えて相撲を取ってください。馬鹿正直に照の富士に真っ向から組んでいってブン投げられて
余程格好悪いです。
しかし白鵬の相撲巧者は定評のあるところですが、照の富士もうまい相撲を取るようになりました。
昔のようにただただ力任せの相撲ではなく、ひねり技とか攻撃にバラエティが出てきました。
怪力プラス技もあるので、当分照の富士の天下は続きそうです。
唯一の弱点が故障した膝がいつまでもつかというところでしたが、こちらも心配なさそうです。
しかし今場所をつくづく見ていて上記のモンゴル2トップ以外にも前頭5枚目の豊昇龍、6枚目の霧馬山
7枚目の千代翔馬らのモンゴル人力士はいずれもそれほど恵まれた体格をしているわけではありませんが、
相撲巧者です。鶴竜や日馬富士を思わせます。3力士とも今場所は勝ち越しました。
残る二人のモンゴル勢逸ノ城と玉鷲も勝ち越し、今場所はモンゴル祭りでした。
十両優勝も水戸龍というモンゴル力士で、鶴竜こそ引退しますが、当分モンゴル旋風は
収まりそうにありません。
ということで以前に横綱稀勢の里の休場が続いたときに、横綱審議会から出された「激励」(この上が
白鵬に出された「注意」、更に「引退勧告」です)を全日本人力士に謹呈したいと思います。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています