札幌オリンピック???

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日行われた統一地方選挙の札幌市長選で現職の秋元氏が三選を果たしました。
この方は選挙運動の中で「札幌にクリーンな冬季オリンピック・パラリンピックを招致」を掲げて(それだけではないのでしょうが)与野党相乗りで当選したということです。

この方はいったい何を考えているのでしょうか。
私は再三このブログで前回の東京オリンピック・パラリンピックに絡む不祥事を批判してきました。
現在でも東京大会に絡む捜査・裁判は続いています。ということはまだ検証は終わっていないということです。
つい先日も東京大会のマスコット(ミライトワとソメイティ)を制作・販売した会社があの高橋元理事に200万円の賄賂を贈っていたことが報道されました。
どうもこの高橋という人物は東京大会に関わったすべての業者から賄賂を取っていたのではないかと。
エンドレスです。
ということで東京大会の反省も禊もまだ終わっていません。

この東京大会はそもそも招致の段階でJOCの委員長がIOCの理事に賄賂を贈っていたとかで捜査を受け(うやむやになっていますが)、森元総理が女性蔑視の発言をして組織委員会の会長を降りたり、プラスこれに対する天罰ではありませんが、開催前にコロナのパンデミックが起き、1年延期の挙句、無観客で開催し、と踏んだり蹴ったりの大会だったわけです。

喜んでいるのは1年遅れとはいえ出場できたアスリートと、大会に絡んで儲けた企業、それに絡む政治家・役人諸々です。
この大会が終わって宴の後ではありませんが兆の単位に及ぶ借金が我々さらに子供たちへのつけになって回されています。
この大会における不祥事で日本という国・国民に対する海外の評価はある意味地に落ちたはずです。
本来先進国ではありえないこの賄賂・利権まみれは開発途上国と同レベルと言ってもよいかと。
日本は国を挙げてこんな恥ずかしいことをしでかした罪を世界に対して詫びなければいけないはずです。

それなのに、この札幌秋元市長は何を考えているのでしょうか。東京大会は東京の話だから、別の国の話とでも思っているのでしょうか。
この世界の空気が読めない秋元氏に与野党相乗りという日本の地方政治特有の現象も気になります。どの政党も勝ち馬に乗り遅れたくない、という意識で本来各政党が持つはずの基本理念を放り投げているとしか思えません。
政治家の皆さんんも札幌五輪に相乗りして一儲けしようと考えているのでしょうか。

再度言います。東京大会の検証も終わっておらず、反省も禊も済んでいないのに、(大会を開くこと自体の是非を除いても)札幌大会招致なんて世界の常識ある方々に対し大変失礼な話です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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