村上ワンマンショー　7月31日ヤクルト―阪神

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

やっと勝ちました！というか阪神に同一カード3連敗を免れました。
これは大きい。
昨日阪神の先発新天敵となりつつあるガンケルに6回を3安打散発、無得点に抑えられました。

対するヤクルトの先発原樹理も前回の登板のリベンジということで、3回までは無失点でしのぎましたが、
4回にもう息切れで近本からの3連打と糸原の犠牲フライで2失点。
小川・小澤と阪神打線に連打滅多打ちにされた嫌なシーンが蘇りましたが、
1点取られてノーアウト1・3塁で高津監督は原樹理に見切りをつけて3連投となるサウスポーの久保を投入。
久保は糸原を犠牲フライの1失点で1アウト取れたのが、ヤクルトには幸いしました。
その後ロドリゲスを併殺に仕留め、この回2失点とビッグイニングを作らせずに済んだのが勝因の一つです。

しかしゲームは6回までで0－2、阪神は中継ぎ陣も充実しており、基本負けパターンでした。
ここからガンケルに手玉に取られていた村上が目を覚まします。
7回には2番手の渡辺から浜風に乗せてレフトスタンドへ1発目。
9回は阪神の誇る守護神？の岩崎から浜風を切り裂くライトスタンドへ同点となる1発。
いやあ本当にこの1発の破壊力は物凄かった。球がつぶれたのではというパワースイングでした。
そして延長11回ランナーを一人置いて2アウト。次の打者はサンタナではなく代走から入った渡辺でまず
打撃は期待できない選手です。ここで阪神矢野監督は村上勝負と完全な采配ミスを犯し、
村上は決勝の2ランホームランでした。

その間、5・6回を木沢が回跨ぎ、更に清水・梅野・田口ときて最後はマクガフがぴしゃりと3者凡退で締めました。

ということで心配をすれば切りがないのですが、気になるのはこの阪神3連戦で先発した小川・小澤・原樹理と
いずれもコロナ陽性とはならず元気なはずなのに、試合を作れなかったことです。
今期のヤクルトの快進撃の要因の一つが昨年まで情けなかったヤクルト先発陣がまずまず試合を作れるようになってきたことです。
昨年まではそれでも中継ぎ陣の頑張りと強力打線の援護射撃で何とか勝ちを拾ってきたわけで、先発陣が
試合を作れなくなってくると、またまた高津監督のマネジメント力が問われる局面となります。
明日からの中日・巨人との6連戦で先発陣の真価が問われます。
それと昨日は村上のワンマンショーだったわけで、他の打者の立ち直りも見どころです。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています