柔道GSパリ大会 男子成績
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
以前にも書きましたが、東京オリンピック柔道日本代表の選考が混乱を極めています。
最初の選定条件だった昨年の世界選手権とグランドスラム(GS)大阪の連覇は女子78キロ超級の素根輝一人。
あとは今月行われるGSパリ大会とデュッセルドルフ大会の結果次第。
それでも決まらないと4月の全日本体重別選手権まで結論は延びます。
その第一歩GSパリ大会が終わりました。すでに戦いは日本人同士のオリンピック切符争奪戦になっています。
そのパリ大会での日本人メダリストとその世界ランキング、そのライバルの日本人選手のランキングを比較してみましょう。
カッコ内は2月3日付け世界ランキングです。
男子100キロ超 影浦心 2位(10位)-原澤久喜(2位)
10年間国際大会で負けなしの神様フランスのリネールを影浦は破る大金星を挙げましたが、決勝で敗れ、その評価は今一でした。原澤の牙城は崩れそうにありません。
男子90キロ級 長沢憲大 2位(14位)-向井翔一郎(9位)
ここは激戦です。今後の向の結果次第です。
男子81キロ級 藤原崇太郎 3位(6位)-長瀬貴規(7位)
ここもクロースです。藤原のパリ大会銅メダルはインパクトありません。
まだまだもつれそうです。
男子73キロ級 橋本聡市 優勝(2位)-大野将平(6位)
大野は前回オリンピック金メダリストで昨年の世界選手権も金で代表にリーチをかけましたが、
GS大阪大会を欠場、その間に橋本がGS大坂で2位、ワールドマスターズで優勝、更に今回のGSパリ大会の優勝で、
ぐっと代表の座に近づきました。大野ピンチです。
男子60キロ級 永山竜樹 優勝(1位)-高藤直寿(5位)
今後の高藤のまき直しあるか、ですが、永山圧倒的優位に立っています。
明日は女子の部を見てみましょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています