由伸もドジャースへ
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ポスティングでMLB移籍交渉を続けていたオリックスの山本由伸投手の移籍先が大谷選手と同じロスアンジェルスドジャースになりました。
12年、325百万ドルとういなんともな大型契約です。これでオリックスには約71億円が補償金としてはいるようで、これがあるので各球団FA前の年でもポスティングをどんどん認めるわけです。(海外FAでは元の所属球団には何も入ってこないわけです)
山本投手は現在25歳ですから故障さえなければ12年後の37歳でもプレーは可能でしょうが、どうなんでしょうか。
山本投手がドジャースとどのような契約を結ぼうが、「おめでとうございます」としか言いようはないわけですが、どうも釈然としません。
そもそも大谷選手がワールドシリーズで優勝したかったというのが事の起こりです。(あくまで報道される内容からの推理です)大谷選手はエンジェルスではとてもその希望はかなえられないと、優勝の可能性のあるしかも西海岸で気候のよいロスアンジェルスドジャースに移籍先を決めた。ここまでは大谷選手個人の自由です。
しかしそこから先がおかしな話になってきます。
誰が書いた筋書きかはわかりませんが、大谷選手は肘の手術のせいで来期は投手としては登板できません。その代わりにもう一枚ドジャースに強力な投手が欲しい、と誰かが考えます。
金銭欲がそれほど強くない大谷選手に年俸の大部分をあと送りにするようにアドバイス。これによってドジャースは今オフさらなる補強の余地が生まれます。
今期の千賀投手の大活躍を見れば、千賀投手と同等もしくはそれ以上のポテンシャルを持つ山本投手は魅力的です。
その山本投手を口説くため、入団交渉の席に大谷選手を同席させたり、なんとびっくりの12年契約をオファーしたり、とあの手この手でドジャースは山本投手と契約に至ったわけです。(以上多分に私の邪推?も入っています)
どうなんでしょうか。
オリックスからMLBへの移籍ですからヤクルトファンである私とは縁のない話です。
ただ大谷選手や山本投手の大型契約やドジャース2ショットにマスコミが大はしゃぎしているのを見ると、いろいろと勘繰りたくなるへそ曲がりのけんちゃんです。
これで山本投手が大活躍して、再来年には投手大谷も復活すればドジャースはそれこそワールドシリーズ制覇も夢ではないのでしょう。
しかし私が再三言っていますように、お金持ち球団がやり放題してはNPBならば12球団が鎬を削る、というスポーツ観戦のだいご味は薄れるわけです。また今回の大谷選手が年俸のほとんどをあと送りすることによってドジャースが回避した?「ぜいたく税」はそのようなことを抑止するためにMLBが作った制度なのではないでしょうか。ルールを破らなければ良いでしょ、というわけではなくそれこそ「巨人軍選手たちは紳士たれ」という矜持を各球団にも持っていただきたい、というのは無理な話でしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています