疲れました 5月15日ヤクルト―広島
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
いやあ、昨日の広島戦は大変な試合になりました。
延長12回をフルに戦い、4時間44分、午後1時半試合開始でしたが、終わった時は6時を過ぎていました。
結果5-5の引き分けですが、「あと一歩で勝てた」と言う思いと「負けなくてよかった」と言う思いが交差します。
しかし昨年の結果を見れば(2位阪神とゲーム差無し、引き分け数の多さでヤクルトの勝率が上回り、ヤクルト優勝となった)
引き分けがいかに重要かということです。昔NPBでは引き分けを0.5勝とカウントしていた時代もあったようです。
それで行くと昨年ヤクルトは82勝52敗、阪神は82勝56敗となり、やはりヤクルトが阪神を上回ります。
正に引き分けは0.5勝の価値があることになります。
さて昨日は広島の先発新外国人のアンダーソン投手に対し初回に村上がいきなり名刺替わりの2ランホームランを
見舞います。村上選手の好調は続いています。
これで村上選手は本塁打は12号で巨人岡本選手に並び、打点では35打点と2位の岡本選手の29打点を大きく離しました。
今年も岡本選手との本塁打・打点のタイトル争いはシーズンを通して続きそうです。
打率の方は .284でセリーグの10位ですから、村上選手3冠王はちょっと厳しいものがあります。
昨日は勝てなかったわけで当然いろいろと反省点は出てきます。
しかし注目は広島の中村健外野手です。
一昨日は4打数2安打1打点、昨日は4打数3安打2打点1本塁打、1四球、1申告敬遠と手が付けられない暴れ振りでした。
この選手がドラ3のルーキーです。
広島は今年大黒柱の鈴木誠也をメジャーに送り出し、これはヤクルトで言えば村上を失うくらいのインパクトのはずですが、
ドラ6の末包選手とかちゃんと右の大砲を補強し、これが機能しているわけです。これが正しいドラフト戦略であり、
選手に対するスカウトの鑑定眼です。
複数球団が競合してくじ引きで隅田投手を西武にさらわれるような戦略しか建てられないヤクルトとはえらい違いです。
事実昨年のドラフト即戦力のはずの1位山下投手はリハビリ中。2位の丸山外野手は一軍失格となり2軍では.317と
頑張っていますが、再昇格の芽はあるのか。3位の柴田投手はファームで4登板4イニングを投げ防御率11.25の残念な結果です。
このようにヤクルトの即戦力のはずの大卒・社会人経由のルーキーは初年度は活躍できないという、
これはもうヤクルトのジンクスみたいになっています。
昨日はいろいろありましたが残念だったのは6回に逆転した後のヤクルト2番手の石山です。2点リードしたのに
あっさり同点にされます。
あとは6回に5-3とし、2アウト2・3塁のシーンで広島は先発のアンダーソンをあきらめサウスポーの塹江を出しますが、
これに対しヤクルトは川端(左)です。結果はショートゴロでした。これで川端は23打数1安打 .043です。
高津監督は川端選手をいつまで我慢して使い続けるのでしょうか。
確かに他の代打勢も決して当たっているわけではありませんが、にしてもです。
ヤクルトの皆さん今日はゆっくり休んで、疲れを癒してください。もうすぐ交流戦も始まります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています