神宮花火大会でした 9月13日ヤクルト―巨人
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日の巨人戦は最後に村上の3ランホームランが出て7-9となったため競った試合のように一見見えますが、
内容は惨敗でした。
最近のヤクルトのパターン「先発が試合を作れない」ということで、ヤクルト先発石川は2回に岡本のソロ、
4回にも岡本のソロとウォーカーのソロ、5回に中田の3ランと神宮名物花火大会を大いに盛り上げて
4.1回6失点がすべて本塁打による失点というトホホな出来でした。
さらにリリーフで出た大西も打たれ、5回で2-7となり早くも終戦です。
何度も書きましたが、今年の前半戦の快進撃は先発陣がある程度試合を作って、中継ぎ陣にバトンを繋ぐ。
その間に村上を核とする打撃陣が投手陣の失点を上回る得点を挙げるという勝ちパターンで
史上最速の優勝マジック点灯という快挙?だったわけです。
コロナクラスターもありましたが、やはり薄い選手層でアドレナリン出まくりの「わっしょい、わっしょいの
お祭り野球」は1年は続かなかったわけで、ここに来て優勝マジックは再点灯しましたが、いろいろと齟齬が出てきています。
その一番が先発陣の崩れです。
小川・石川・高梨と過去にある程度実績のある投手に加え、高橋・サイスニード・原樹理・小澤というメンバーでは
1年を乗り切るには不足していました。小澤というニューフェイスが現れましたが奥川と金久保という期待された若手が
出てこなかったためにぎりぎりのメンバーで戦わざるを得ず、「お祭り野球」が終わると、一挙に皆さん疲れ倍増なのが
現状です。まだ15試合残っており、マジックは11のままです。
救世主の登場を期待したいのですが、ファームから山下投手や長谷川投手を上げて新しい血を入れないと
ズルズルいってしまいます。
打つ方では塩見と村上がマルチホームランと神宮花火大会を彩りました。
村上は55号で王貞治選手の記録に並ぶNPB2位の数字です。
あと15試合でどこまでバレンティンの60号に迫れるか、見ものです。
ヤクルトで20本以上ホームランを打っているのは山田と村上ですが、巨人は丸・中田・岡本・ウォーカー・ポランコと
5人並ぶとさすがに壮観です。このうち巨人のプロパーは岡本一人ですが。お金の力です。
ヤクルトはオスナとサンタナがあと一つの働きという点(16・14本塁打)がやはり村上の後を打つのには足りません。
ヤクルトの皆さん今日明日と2連休の後に地獄の10連戦が待っています。ゆっくりお休みください。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
やはりヤクルトの弱点は投手陣です。 もちろん強い投手もいますが、全体的にはリーグトップレベルとは言えないと思います。
石川投手は奮闘していますが、もう力の落ちる姿が歴然とした年齢に入りました。先発の一軸を任せられる投手が1、2人は補強されなければならないと思います。
村上選手の打撃は驚きでした。現状ではメジャーリーグに進出してもトップ打撃ができそうです。
王氏の記録に肩を並べたのに続き、今や李承燁が記録したアジア人シーズン最多本塁打も破ることがほぼ確実になりました。
韓国メディアは村上のホームラン記録に必ず李承燁のシーズン56本の韓国野球記録に言及しますが、日本記録と韓国の記録は厳然と違うのです。村上が未来にメジャーリーグに進出するかは分かりませんが、日本で活躍している間は、日本記録をすべて更新してください。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
昔巨人に王貞治というスーパースラッガーがいて、生涯で868本のホームランを打ち、当時の米メジャーの
ハンク・アーロンの755本塁打の記録を抜いて、「世界の王貞治」とマスコミは散々囃し立てました。
勿論この記録は米国では問題にされていません。米メジャーとNPBという全然違う団体内の記録で別々の選手が別々の
球場で行っていることを同じ土俵で比べること自体おかしな話です。
そのような意味で、同じ土俵で60本塁打を打ったベレンティンの記録と村上は競うべきで、日本人で1位とかは変な話だと
私は思います。
ヤクルトけんちゃん