サウスポー募集

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

左打者の優位性ということが言われてます。バッターボックスから1塁ベースまで約2歩分左打者は短いということがあります。
内野ゴロでぎりぎりアウトかセーフかを争うときにこの2歩の違いは大きい。
必ずしもそうではありませんが、サウスポー投手は左打者に強いという統計もあります。
ヤクルトには育成も含め38人の投手が在籍していますが、サウスポーは9人です。そのうち一軍在籍は
先発で石川投手と高橋投手、中継ぎで田口投手と久保投手の4人です。
確率で行けばヤクルトと対戦するにあたりヤクルトの先発にサウスポーが出てくるのは1カード(3試合)に1試合以下。

中継ぎ陣を8投手とすれば、救援でサウスポーが出てくるのは4人に一人、ということは1試合に1イニング出るか出ないかです。
ヤクルトのセットアッパーは清水、クローザーはマクガフと共に右投手ですから、試合の最終盤(8・9回)に
サウスポーが出てくる可能性は非常に低いことになります。

逆に左打者というと、ヤクルトではレギュラーで村上・長岡の2人。後外野の1ポジションで山崎または青木。
順レギュラーとしては奥村・丸山和・川端・元山・宮本・坂口・太田・松本友・吉田大成と数は多いのですが、
川端・坂口は盛りを過ぎて、残った皆さんはレギュラーには今一ですがこれからの精進次第で今年の長岡のように
突如ブレーク・レギュラー奪取があるかもしれません。

セリーグの打率ベスト20を見ると、1位村上・2位中日大島・3位DeNA佐野・5位阪神近本・6位広島坂倉・
7位巨人吉川・8位中日岡林・11位巨人丸・12位阪神中野・18位阪神佐藤ということで
特にベスト10には左打者優位説を裏付けるように7人も左打者が入っています。

その左打者に強いはずのサウスポーの勝ち星上位を見てみましょう。
5位9勝阪神伊藤将・DeNA今永、8位8勝ヤクルト高橋・広島床田、14位7勝中日小笠原・DeNA濱口、
19位6勝中日大野雄・松葉です。
勝利数では現代の投手の本当の力量を表しているとは考えにくいので、登板数で見ると、
3位巨人高梨、5位巨人今村、6位阪神岩崎、14位阪神岩貞
こう見るとやはりサウスポーの活躍度合いが右投手に比べ低いように見えます。

ヤクルトの高橋投手がよく「サウスポーであれだけの剛球を投げるのは貴重」という評価をされます。
それだけサウスポーは選手層が薄いということでしょうか。
打者はよくキャリアの途中から「有利なので左に転向」なんて話を聞きますが、ピッチャーで
「貴重なのでサウスポーに転向」なんて話は聞きません。
ヤクルトには上記4人の一軍レベルサウスポー以外に長谷川・寺島・山本の一軍経験組と他に山下・山野と育成の下という
サウスポーがいます。
特に長谷川は一軍でバリバリ投げても遜色のない投手のはずです。頑張ってください。
山下投手が22日の中日戦に」急遽一軍デビューしそうです。これは楽しみです。
今年のドラフト戦略は力のあるサウスポーの補強でしょうか。
(上記数字は9月8日現在のものです)

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。