行く人、来る人 3、ああ無情

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトは11月2日に大量のリストラを発表しました。
自由契約になったのが投手に偏っていたため、変だな、と思っていたら、昨日第2弾のリストラが
発表されました。
今回は野手のリストラです。
上田外野手(32歳)・藤井内野手(32歳)・田代外野手(30歳)の3人です。
前回の選手たちもそうですが、年齢的に既婚者で子供がいてもおかしくない人たちです。
年末に向かって木枯らしが身に応えるだろうと思います。
この3選手シーズン最終盤にも出場していました。他のベテラン勢が怪我とか疲れたとか言って
お休みしているところを、1軍に上げられ、「ああ、俺ってチームからまだ期待されてるんだな」と
思ったかもしれません。

高津監督としては「もう最下位も決まったし、リストラする選手を出して、お茶を濁そう」なんて
考えたのでしょうか。

ちなみに3選手の今期の成績は
藤井選手 .278、10試合、20打席、0打点、0本塁打、0盗塁(年棒1100万)
上田選手 .125、53試合、61打席、0本塁打、2打点、5盗塁(2500万)
田代選手 .149、46試合、53打席、0本塁打、2打点、1盗塁(1000万)
上田選手と田代選手はどちらかというと、代走とか守備固めに使われました。

藤井選手の打率は打数が少ないですが、ヤクルトでは青木(.317)、村上(.307)、塩見(.279)、
武岡(.333)に次ぎます。守備が今一でしたが、私は以前より藤井選手の打撃を買っていました。

上田選手は「上田カメラ」なんておちゃらけたところが、今年惨敗の中で監督の逆鱗に触れたのかもしれません。
田代選手に関しては、山中投手・山田大樹投手同様、再生工場の選手にはヤクルトは基本冷たいところがあります。

思うに、川端選手・雄平選手・荒木選手なんて確かに過去は貢献しましたが、今年のダメっぷりをみると、
なんで?と思います。
今年の3人の成績を見てみましょう。
川端選手 .128、42打席、2打点、33歳、年棒4千万
荒木選手 .164、84打席、1本塁打、7打点、33歳、3千万
雄平選手 .223、113打席、9打点、36歳、1億円
3人とも過去の栄光はともかく、今年の成績は話になりません。年齢も年齢です。
もう多くは期待できません。川端選手のバットコントロールもさび付き、荒木選手も代打の切り札の役割も
(1試合だけバスターからの本塁打なんて職人芸を見せてくれましたが)果たせず、
雄平選手に至ってはただの悪球打ちで、バットを振り回すだけでした。

今回のリストラでヤクルトは(ドラフト指名選手が全員入団するとして)、野手31人、投手30人の計61人に
なります。(更にクック投手・エスコバー選手の退団が予想され、来季外国人選手5人体制とすると、プラス3人、
計62人です。70人の支配下枠から大幅に下回ります。
再生工場で何人も入れようと考えているのでしょうか。虫の良い話です。

上記3選手をリストラしたことをとやかく言っているのではなく、ヤクルトの生え抜きに対する甘さ、
来期に対する展望が一向に見えてこないことに(これから発表されるのかもしれませんが)憤りを
感じます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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2件のコメント

  • 本当、意味不明な戦力外ですよね(´;ω;`)
    3人とも必要な選手です。
    雄平と荒木が戦力外にならず、なぜこの3人?
    61人かぁ。
    戸田戦士来年も足りなくなるのか。
    これで3人ともFAで出ちゃったら、どうすんの?
    本当、意味不明ですよね。

    • ヤクルトファン様
      コメントありがとうございます。
      どうも昔からヤクルトは仲良しクラブ的なところがあり、黄金時代も池山・広沢・古田・石井一久・高津等が
      わいわいやっていた記憶があります。強かった時はそれでもよかったのですが、2年続けてダントツの最下位に
      なった今、リストラだけでなく、前向きにどうやってチームを再建するか。まじめに考えてもらいたいものです。
      ヤクルトけんちゃん

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