親子・兄弟

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

大相撲九州場所は先日終わり大関琴櫻が初優勝を飾りました。
この琴桜は27歳、父親は元関脇の琴の若、祖父は53代横綱の琴桜です。

これってどういうことでしょうか。祖父が横綱だったということは、相撲に関して大変な才能を持っていたということです。
父親もまあまあ。本人は一人横綱(照ノ富士)に次ぐNo2のポジションです。
相撲という非常に特化した格闘技に親子3代上位を占めるというのは、DNAもあるのかな、とか子供の時から身近に父や祖父のすがたという生きた教科書を見て育ったということもあるのでしょうか。

今回の九州場所では他にも小結に若元春、前頭2枚目に若隆影という兄弟力士も出場していました。

女子ゴルフ界では竹田麗央選手が今年は大活躍でした。今期8勝しメジャーも3勝し、年間女王にも輝きました。
この選手の叔母は1994年の賞金女王、平瀬真由美プロです。
同じ女子ゴルフ界では岩井明愛・千怜プロ(22歳)は双子で共に年間3勝づつ挙げるというこれも大活躍だったわけです。

男子ハンマー投げの室伏浩治選手はオリンピックでメダルを取りスポーツ庁長官にまでなりなかなかに政治的な元アスリートですが、室伏の父親は重信でハンマー投げの草分け的な選手でした。これは鳶が鷹を産んだ例です。

鳶が鷹にならなかった例はそれこそスポーツ界にも芸能界にもはいて捨てるほど枚挙にいとまないわけですが、典型は国民的大スターだった長嶋茂雄の息子一茂です。
野球もダメ、格闘家になろうとしてこれもダメ、俳優としては大根で今やバラエティのタレントです。
長嶋のライバルノムさんのお息子の克則も野球選手としては二流、その後もなぜかプロ野球コーチとして生き残っています。

もう一人、昨年のドラ1でDeNA入り、父親が元ヤクルトの度会博文ということでも話題を呼び、シーズン初めは華々しい活躍をしましたが、あっという間に一軍では通用しなくなり、日本一DeNAのベンチにもはいれないというとほほでした。

兄妹といえば柔道の阿部妹兄です。東京オリンピックでも兄妹同時に金メダルを取ったという、世界最強の兄妹です。オリンピックの金メダルといえばどうみても世界一です。
卓球では張本兄弟もパリオリンピックに出場していました。

以上のように親子・兄弟などの血縁関係でも同じ土俵で活躍する(した?)アスリートは枚挙にいとまありません。

これはやはり同じようなDNAを持つ者同士ということに加え、子供のころからその競技に身近に接することによることも教育上大きいのかと。

今後も二世アスリートやアスリート兄弟が日本のスポーツ界をにぎわせていただければ何よりです。

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