2024年NPBトライアウト
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日12球団主催のトライアウトが行われました。
毎年このトライアウトを見た後けんちゃんは物悲しい気持ちになってしまいます。
ヤクルトの村上選手とかこれからポスティングでMLBに挑むロッテの佐々木投手などは今の自分に何の不安もないでしょう。バラ色の未来が開けているように感じているはずです。
片やドラフトで指名はされたものの、または育成契約だったりして3年間支配下契約を勝ち取れずオフに戦力外通告をされた選手は自分の第二の人生を必死に模索しているはずです。戦力外通告された時点で、他球団から獲得の意向を示されればまだしも、さもなくば四国アイランドリーグのような独立リーグに再就職先を求めるのか。
ヤクルトの山崎晃太郎選手は引退しましたが、来年のコーチ就任が発表されました。
野球選手にとってコーチになれるのは特上の部類です。さもなくばスコアラーのような球団職員として残るか、現役時代に貯めた年俸を元手に商売を始めるのか、高校時代から野球一筋で生きてきたプロ野球選手はそれほどつぶしは効きません。
そこでのトライアウトです。
トライアウトで12球団に入れるのはほんの一握りです。今回のトライアウトには45選手が参加しました。
そのうちの何人が12球団との契約を勝ち取れるかです。
このトライアウトで投手は打者2人に投げるのみです。
打者は4‐5回打席が回ってきます。
ほんのこれだけのチャンスで選手たちは自己アピールをしなくてはならないわけです。
これでだめだったら明日からは無職の生活が待っているわけです。
特に妻子持ちの選手は必死の筈です。
その選手の気持ちが痛いほどにわかるだけに、トライアウトが終わった後私は物悲しい気持ちになるわけです。
過去にドラフト2位で高卒としてソフトバンク入り。20年に戦力外となり、トライアウトで3者連続三振にとって、ヤクルトとの育成契約を勝ち取り、その後今年は40試合に登板、11セーブを挙げるなどクローザーも務めた小澤投手はトライアウトから這い上がった良い例です。
今回のトライアウトにヤクルトは西田捕手と尾仲投手の2選手のみが参加。
参加が45選手というのは少ない気がします。
他のヤクルトを戦力外になった方々はチャレンジしなかったようです。
西田選手はトライアウトの間中マスクを被って球を受けていました。西田選手は5回打席に立ち2四球2安打と大当たりでした。
尾仲投手も2打者に2三振と良い感じでした。
元ヤクルトの2選手にオファーの吉報が届くのを心待ちにします。
Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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