10月28日日本シリーズ第1戦
阪神8‐0オリックス(阪神1勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ちょっとびっくりな試合となりました。
阪神村上、オリックス山本由伸の両エースの先発で4回まで0を並べる緊張感のある展開でした。
しかし5回表阪神佐藤輝の安打からの二盗で山本のリズムが崩れたのか、その前の回4回にも阪神近本の地を這うようなゴロが飛んだコースが良く内野安打になり、中野の一ゴロをファースト中川が併殺を焦ったかお手玉しノーアウト1・2塁のピンチを招きました。この時は森下を併殺、大山を三振に取りピンチをしのぎましたが山本由伸もここまでが限界だったようです。
このポストシーズンで山本由伸の不調が目につきます。
10月18日のクライマックスシリーズファイナルステージ、ロッテとの第1戦で初回にいきなり3失点し、結局7回を投げて5失点と散々な出来でした。味方の大量援護点があったため勝ち投手とはなりましたが、今シーズン1.21と最優秀防御率のタイトルも取ったNPBのNo1エースとは言えない内容で、ここ数年の酷使というか勤続疲労がクライマックスシリーズあたりから現れてきたのかとも思えます。
日本シリーズがもつれて6・7戦まで行わればもう一度山本由伸の出番はあるのでしょうか。
一方阪神の先発の村上はすいすいと7回、100球を投げ2被安打、1与四球、4奪三振で無失点とオリックス打線を手玉に取りました。オリックスは1番に今年のウエスタンの首位打者の池田を起用しましたが4タコと機能せず、今シーズン吉田正尚を失い、森友哉を加えたとはいえ杉本も負傷でベンチ外と打線の迫力に欠けます。
今年のオリックスを見ると投手力でパリーグを制したという感じです。
阪神もどちらかといえば投手力メインでセリーグの覇者となりましたが、昨日の一線を見る限りでは阪神の村上がシーズンから引き続き絶好調なのに比べ、オリックスのエース山本のお疲れモードが気にかかります。
私がよく言う「プロ野球あるある」の一つに「大量得点の翌日は打てない」があります。
今日の第2戦は阪神西勇、オリックスは宮城の先発予定です。調子に乗っている阪神打線を宮城がストップできるか、元気の無いオリックス打線が元同僚の西勇を打ち込めるか、です。今日もオリックスが負けるとこの日本シリーズは一気に阪神が制してしまう可能性もあります。
マスコミは「関西ダービー」なんてわけのわからんことを言っていますが、ヤクルトファンにとっては盛り上がりに欠ける日本シリーズです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています