3月10日WBC日本ー韓国 打ちも打ったり

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の韓国戦は過去の対戦成績や対日本となると意地を見せる韓国チーム故、熾烈な試合になると思っていました。
確かに2回までは0-0の展開で3回表に日本先発のダルビッシュがつかまり一挙3失点で、これは厳しくなるぞと思っていましたが、その裏にヌートバー・近藤・吉田のタイムリーで4点を奪い逆転です。
その後は着々と得点を重ね、終わってみれば13-4の大勝でした。

先発のダルビッシュは事前の練習で村上に一発を浴びるなど、決して万全の状態ではなかったのかと。
結局3イニングを投げ3被安打、1被本塁打、1与死球、3失点、2自責点でした。この自責点にならない1失点は村上のエラーによるものです。
2番手は今永で3イニング、3被安打、1被本塁打とここまではダルビッシュと似たような成績ですが、要所を締め1失点の上々の第2先発でした。
7回からは宇田川・松井・高橋宏がオール3者凡退締めでした。
ということで投手陣はダルビッシュがちょっと不安を残しましたが、あとはほぼ万全の出来でした。

打つ方は前日の中国戦に続いての大量得点で心配は要らないかといえば、われらが村上はまた4番に戻り、4打数ノーヒット、1犠飛で1打点、2三振のトホホでした。
栗山監督も勝ち進むためには調子のよいヌートバー・近藤・大谷・吉田で1番とクリーンナップを固め、村上は6番以下の打順に下げるか、スタメンに使わないという選択肢もあるかと。
昨日は山田と山川は出番もありませんでした。

しかしヌートバーには驚きです。ハッスルプレーに好守・好走塁もですが、完全に過小評価していました。
しかし考えてみれば現役のメジャーリーガーです。
昨年は14本塁打を放っているわけです。
毎年山のように外国人選手がNPBに来るわけですが、そのほとんどは過去に一時メジャーでプレーしたことがあるレベルです。
昨年メジャーでプレーしたことがあっても今シーズンは「要らん」と言われて日本に新天地を求めてきた選手も多くいます。
現役でしかも今年もバリバリのメジャーリーガーであるヌートバーが凄いのは当然でした。

韓国チームにもT.エドマンという韓国系アメリカ人の現役メジャーリーガーが1番セカンドで出場していましたが、こちらは4タコ、1失策と結果は出せませんでした。
それよりも「韓国のイチロー」と呼ばれ近いうちに米メジャー入りが確実視されているイ・ジョンフ選手は3番センターで4打数2安打、1打点の活躍でした。この選手はさすが、です。

昨日の侍Jはヌートバー・近藤・大谷・吉田・岡本・中野がマルチヒットでしたが、栗山監督はこの先勝ち進むためには吉田・岡本を4・5番に上げ(昨日は5・6番)打線を途切れさせないことが、特に準々決勝から先は一切手が抜けない試合が続くわけですから、非情の采配も必要となります。

今日はチェコ戦です。3月11日ということで佐々木朗が先発予定です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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