4番の打点
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今更ですが、村上選手の無双振りには目を見張ります。
本塁打の49本は2位巨人丸の24本の2倍以上。
打率もこのところの固め打ちで.340。2位の中日大島が .323ですからちょっと抜けてきました。
この終盤にきて1分7厘の差はなかなか詰めるのは難しいところです。(ベースの打数が多くなっているため、
少しくらい打ってもなかなか打率は上がらないし、下がりません。)
打点は120打点で、2位阪神大山が79打点です。村上が大山の5割増しの打点を稼いでいます。
今日の主題は村上のバットがどれだけヤクルトに得点をもたらしているか、ということです。
それではセリーグ各チームの得点を見てみましょう。
ヤクルト 514得点、116試合、4.4点/1試合
DeNA 395得点、111試合、3.6点/1試合
阪神 408得点、121試合、3.4点/1試合
巨人 453得点、120試合、3.8点/1試合
広島 459得点、121試合、3.8点/1試合
中日 336得点、115試合、2.9点/1試合
ヤクルトの1試合当たりの得点が図抜けているのがわかります。
ヤクルトと中日では1試合当たり1.5得点の差がありこれは大きな違いですが、
そのヤクルトが中日に負け越しているわけですから、これはひとえに投手力の差に
加え相性なんてものもあるのかもしれません。プラスチームが下降気味の時に
中日に当たったとか。
そういった中で村上は120打点ですからチームの得点の23.3%をたたき出しています。
ヤクルトで打点2位は山田の58打点ですから1132%です。
いわゆる強力打線というチームならば、打点トップの選手の貢献度も小さくなるはずです。(他の選手も多くの打点を
上げるため)
それではセリーグの他チームの打点1・2位の貢献度を見てみましょう。
DeNA 牧70打点、17.7%。 2位佐野57打点、14.4%
阪神 大山70打点、18.4%。佐藤56打点、17.2%
巨人 岡本72打点、15.9%。丸54打点、11.9%
広島 マクブルーム60打点、13.1%。坂倉56打点、12.2%
中日 ビシエド47打点、14.0%。阿部47打点、14.0%
巨人・阪神という比較的打線の強力なチームでは岡本やマクブルームという4番打者一人ではなく全体的に
打点が散らばっているかと。
阪神は大山・佐藤、DeNAは牧に比較的に得点が集中しているのかと。
しかし牧・大山・岡本でさえ15-18%程度です。
村上の23.3%という数字がいかにすごいか。
1試合当たりの得点もダントツのヤクルト打線の中にあってさえ高い打点率を示していることが分かります。
ここのところ無双状態の村上選手。三冠王と年間ホームラン新記録が狙えそうです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています