5月10日対阪神 石川快投
ヤクルト5‐0阪神(ヤクルト4勝3敗1分)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
おやおや、どうしたんでしょう。ヤクルトが突然強力投手陣に変身し阪神に連続完封勝ちです。
昨日はヤクルト石川、阪神西勇先発予定で、両投手の最近の成績を見ると打撃戦になるのではと思っていたのですが。
案に相違して静かな立ち上がりで、3回まで0‐0で推移、4回に2アウトから西投手疲れたか3四死球で満塁となり、オスナのタイムリーで2点先制。
その後西投手は立ち直り7回2アウトまできましたが、1・3塁から青木のぼてぼての内野安打の間に1失点しマウンドを降りました。結局西投手は6.2回を投げて3失点ですから立派なQSです。
一方のヤクルト石川投手は5.1回75球を投げ4被安打、昨日は得意ののらりくらり投法が冴えをみせ、無失点で6回途中まで行きました。そこから木沢にスイッチ。7回は石山で勝利の方程式投入かと思われましたが、8回は大西、9回は星で阪神を完封リレーです。
木沢・大西・星と一時総崩れだったブルペン陣も立ち直ってきました。やはりチームの勢いというかムードのようなものがあるのでしょう。
決してヤクルト投手陣が本当に壊滅してしまったわけではなく、チーム全体の状況で村上を筆頭に開幕から打線の中核が振るわず、その「負の連鎖」で調子の良かった投手陣もこらえきれずに崩壊状態になってしまった、という感じです。
それと最近の対戦相手の巨人・DeNAの打線が強力だったということもあり、ここ2戦の阪神打線はセリーグチーム打率が5位ということもあり、迫力不足は否めません。
しかし先発投手陣も総崩れだった中で一昨日の吉村と昨日の石川はしっかりと崩壊を食い止めてくれました。
両チームの成績を見ると阪神30試合で16勝13敗1分けでセリーグ2位。
ヤクルトは32試合で15勝16敗1分けで4位です。
本塁打数がヤクルト28本で阪神は15本。この辺は球場の広さだけの問題ではないような。
盗塁数はヤクルト24盗塁で阪神15盗塁。岡田監督に代わり守備力の向上を図りヤクルト・阪神ともに12失策はセリーグベストです。逆に岡田監督は走れ走れは止めたのでしょうか。近本・中野とリーグを代表するスピードスターを1・2番に据えていますが、近本が1盗塁というのは意外です。
チーム防御率が阪神2.63でヤクルトは3.51です。毎試合ヤクルトが阪神より1失点多いという話で、この差は大きい。
さて今日はヤクルト阪神の3戦目。ここで3連勝できれば最高です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています