5月15日 ヤクルト対広島 松本完封!
ヤクルト2‐0広島(ヤクルト2勝4敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
驚きました。一体誰が昨日の結果を予想できたでしょうか。
広島先発は一昨日のサウスポー床田と並ぶ右のエース森下です。森下はこれまで4先発で3勝負け無し、防御率1点台の投手です。
片やヤクルト先発はドラ2ルーキー松本健吾の一軍初登板です。松本投手は今春のキャンプでルーキーでただ一人一軍に帯同され期待値は高かったのですが、3月13日のDeNAとのオープン戦で先発のサイスニードが4回6失点と試合を壊した後の3番手で1イニング7失点(自責点は5)と散々な成績でそのままファーム落ちになったわけです。
その後ファームで調整を重ね4登板19回を投げ3勝無敗、防御率0.47とイースタンではありますが上々の出来だったわけでしたが、果たして一軍で通じるか、というレベルでした。
それが昨日はすいすいと9回116球を投げ3被安打、無四球、10奪三振で完封してしまったわけですから、松本投手本当に過小評価ごめんなさい。
決して快速球があるわけではなく、丁寧に低めを突くコントロールでゴロと三振の山を築いたわけです。(27アウト中三振が10、フライアウトが4、あとはゴロアウト)
ドラ1の西舘が相変わらず二軍でも投げられない状態の中驚異のニュースター誕生です。
ヤクルトでは新人投手が初登板で完封するのは72年ぶりという気の遠くなるような昔の話です。
これでDeNA度会・巨人西舘他との今期新人王争いにこの松本健吾投手が加われるかは次回以降の登板次第です。
以前にも言いましたが、野球の試合は打線×投手力の掛け算が上回ったチームが基本勝つわけです。
昨日の試合、投手は松本健吾VS森下ですからかなり力の差はあったはずです。
しかし打線のクリーンナップを見るとヤクルトがオスナ・村上・サンタナと最近ちょっと疲れては来ていますがセリーグ打者三冠のトップを争う強力メンバーです。
一方の広島は菊池・小園・末包で3人で菊池の1本塁打のみというびっくりするようなピストル打線です。
これによって打線×投手力の数値はかなり拮抗していたわけです。
そういった中で2回にはこのところやっと当たりの出てきた武岡のタイムリーで1点。8回には8試合ぶりの村上の一発で援護点でした。村上もこれで200号本塁打を達成プロ野球記録の清原選手の24歳10か月を抜いて24歳3か月で達成ということです。
24歳10か月と3か月にいかほどの違いがあるか、とは思いますが、どうも村上選手はこのような区切りの記録を前にすると考えすぎるのか慎重になり過ぎるのか足踏みする傾向があるようです。これで吹っ切れてまた打ち始めればなによりです。
さてヤクルトはこれで借金が3つで5位、相変わらずヤ戦病院に主力の入院患者を山のように抱え高津監督も頭の痛いところですが、松本健吾という新星の登場、村上の一発、武岡も打てるようになってきた、と明るい話題もちらほらです。
あとは今期なかなか勝てない先発投手陣(サイスニード・小澤・石川)にいつ白星が付くのか。金曜からは甲子園での阪神戦です。ここで結果が出せるか、です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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