5月16日対巨人 作戦ミス?
ヤクルト8‐9巨人(ヤクルト2勝5敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトなのか吉村なのか巨人恐怖症が発生しています。
その昔、ヤクルトの名物オーナーだった松園氏が(ヤクルトは弱くて人気もない。巨人戦のおかげで食えてるから)「ヤクルトは巨人に勝たなくてよい」なんて飛んでも発言もありましたが、昔のヤクルトは相手が巨人というと委縮して勝てる試合もよく負けたりしていたものです。今年のヤクルトを見るとまさに巨人恐怖症が再発したのでは、と思えます。
昨日までの巨人のチーム別対戦成績を見ると、
対ヤクルト 5勝2敗
対DeNA 4勝3敗
対阪神 2勝3敗
対広島 3勝6敗
対中日 3勝6敗
という具合です。ひたすらヤクルトが巨人に白星を貢いでいる構図となっています。
昨日の先発吉村投手は4月26日の登板で巨人打線に滅多打ちに会い(5回6失点)ましたが、その後阪神戦に2試合続けて好投し阪神の「村神様」にも投げ勝って、「絶対大丈夫」と思っての昨日の巨人戦先発でしたが、3回4失点と試合を壊しました。
吉村投手のような若い選手が昔のV9時代のような「巨人絶対」時代を知るわけもないはずで、特にコンプレックスもないと思いますが、なぜか巨人には吉村投手の投球・球筋が読まれているとしか思えません。
2番手の丸山投手が回跨ぎで無失点の素晴らしい投球の間に川端選手の久々の一発、3ランホームランで同点に追いつきます。
6回に登板の大西投手がさらっと失点しますが、その裏にオスナのタイムリーで再度追いつきます。
しかしコロナ上がりの石山を7回に勝利の方程式と勘違いして投入したのが昨日の敗因その2でした。石山は2二塁打・2四球で一死も取れず降板、おっとり刀で登板の梅野も2死を取った後連打を食い、この回決定的な4失点を奪われます。
しかしその裏に塩見の3ランで1点差に追いつき、ヤクルトは8・9回に小澤がパーフェクトリリーフして反撃を待ちます。
しかし8回巨人三上、9回大勢にひねられジエンドでした。
8回は2安打を放ちますが得点に結びつかず、9回は1アウトから山田が死球で出塁しますがここで高津監督は山田に代走で山崎を送ります。セリーグで盗塁数2位(4盗塁)の山田を外して(同点延長で山田に打順が回る可能性もあります)なぜ山崎?です。
その山崎は打者村上が2ボール2ストライクのシーンで盗塁死です。
山崎は今シーズン故障で出遅れ、先発はほとんどありませんが、11試合の出場で3盗塁しています。従ってあながち山崎の盗塁は無謀な試みとは言えません。しかしバッターボックスには4番村上です。山崎もこんな重要なシーンで勝手に盗塁を試みるはずはなく、ベンチからのサインでの盗塁だったと考えられます。従って4番村上をベンチがいかに信用していないか、と言うことになります。
昔は大4番打者の打席で走者が勝手に盗塁(死)すると、後でその走者は4番から手痛いお叱りを受けた、なんて話はよく聞きました。「俺様の打席でちょろちょろするな!」というところです。
1アウト1塁で村上またはオスナの長打を期待するより、2アウト2塁として村上若しくは(村上四球で)オスナのヒットにかけたというところでしょうか。
しかし広島戦で連日打ち込まれクローザー大丈夫?信号が灯った大勢もヤクルト戦で生き返りました。
さて今日はヤクルトが今シーズン初登板の市川、巨人は山崎です。
イースタンで6登板、0勝4敗、6.84の市川が一軍の巨人相手にどこまで行けるか、です。
さて鳴り物入りでDeNAに入団したサイヤング賞投手のバウアーですが、2戦連続で7失点の火だるまです。
もともと素行に問題あるところを見ないふりして強硬獲得したDeNAですが、素行の以前にピッチングがぐずぐずでは話になりません。シーズン前にバウアーの獲得ゆえにDeNAを優勝候補に推した宮本慎也氏は今頃何を思っているのでしょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていた、だいています
ヤクルトファンではなく、一般の野球ファンで見た昨日の試合はとても面白かったです。
投手陣で問題がありましたが、ヤクルト打線は迫力ありました。ただし、まだ村上と山田、二人の侍は正常ではありませんでした。もう5月も中旬です。 徐々に両選手も正常軌道に乗るのではないでしょうか?
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りで、今日のブログにも書きましたが、やはり問題は(先発)投手陣です。
なかなか生え抜きの先発投手を育てられないところがヤクルトの悩みです。
ヤクルトけんちゃん