8月12日対阪神 青柳は何とか崩したが、、、
ヤクルト3‐4阪神(ヤクルト6勝:阪神11勝:1分け)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
好調と思われた広島に3連勝し、「これはいけるかも」と首位阪神に挑みましたが、高橋・サイスニードとこのところ今一の先発投手を並べ、彼らはそれなりに健闘しましたが、なにせ打てません。終盤に一昨日は清水、昨日は延長12回に田口が打たれて連敗です。
阪神の先発投手もそうですが、中継ぎ陣が強いですな。しかも枚数が豊富です。昨日も先発青柳の後6回から12回まで阪神の繰り出す6人の中継ぎ陣にヤクルトはわずか2安打ですから、その惨状たるや押して知るべしです。
阪神の中継ぎでは昨日の6投手以外にも故障中か湯浅・石井・浜地なんて面々もいるわけで、その先発投手陣の層の厚さに加えて鉄壁のリリーフ陣と来ては、付け焼刃でちょっと当たり始めたヤクルト打撃陣は「手も足も」状態になってしまうわけです。
昨日の阪神の先発は(元?)天敵の青柳投手でした。この「青柳さん対策」で山田・塩見をスタメンから外しました。
山田はともかく塩見まで青柳を苦手にしているとは知りませんでした。
この青柳対策で左打者の武岡・宮本・村上・川端・長岡を並べますが、これが機能しません。
青柳は5回を投げて5被安打、3四死球で3失点でしたが、5安打はサンタナが2安打と並木・武岡・村上の1本づつです。
3得点の内訳は2回のサイスニードが粘っての押し出し四球、4回のサンタナ二塁打からの青柳の暴投により1点、5回の並木・武岡の連打からの宮本の犠牲フライによる計3点のみです。タイムリーとかホームランはありません。
采配で疑問に思ったのは6番川端の扱いです。この川端は一昨日の絶好機に犠牲フライも打てず併殺打でチャンスをつぶしており、ちょっとシーズン当初の神通力が失せかけています。
そこで2回村上・サンタナの連打でノーアウト1・2塁のチャンスに高津監督は川端に送りバントをさせました。中村・長岡・サイスニードと続く下位打線です。中村・長岡で何とかなると考えたのでしょうか。
ところが試合展開は高津監督の意に反し中村は四球で満塁、しかし長岡が何の芸もなく浅い左フライでサードランナーの村上は本塁突入できず、2アウト満塁でサイスニードです。打者としてはまず期待できないサイスニードですから、高津采配敗れたり!でしたが、ここでサイスニードが驚異の粘りで押し出し四球を勝ち取るわけです。
しかしこれは結果論で、6番に起用した川端の送りバントを正当化するものではありません。
高津監督の頭に一昨日の川端の併殺打が頭をよぎり安全策(送りバント)を取らせた。その作戦も失敗するところだったが、想定外のサイスニードの押し出し四球で救われた、というところです。
4番・5番の連続安打でノーアウト1・2塁、下位打線にかかることを考えれば6番打者には強硬策でしょう。
何のために川端を6番に据えたかです。しかし青木もそうですが、打球が上がらなくなっています。村上の悪い時も打球が上がりません。
青柳対策で先発を外れた山田と塩見ですが青柳が5回で退いたにもかかわらずやっと10回に二人を使いました。
そもそも青柳対策というよりも調子が今一なので使えない、ということでしょうか。
今日の3戦目、ヤクルトは新星の山野と阪神は先日ひねられた伊藤です。3連敗は勘弁です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています