8月2日対巨人 高橋の一発病

ヤクルト2‐9巨人(ヤクルト7勝:巨人8勝)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

一昨日山野の力投で0封された巨人打線が翌日に牙をむいてくるのは「プロ野球あるある」です。
そこを今一度巨人打線を沈黙させられればヤクルト先発の高橋も「大したもの」だったわけですが、残念でした。
しかし今年の高橋投手は昔の「ダメな高橋投手」とは少し違います。昔の高橋投手は威力のあるストレートを持ちながらコントロールが全然で、四球連発から崩れる、というパターンでした。
しかし昨日のそして前回登板の高橋投手には変調が見られます。
高橋投手の前回登板は7月26日のマツダ球場での広島戦でした。この時は5回、98球を投げ5被安打、3与四球、6奪三振で5失点し、敗戦投手になりました。この5失点中末包の3ランと坂倉のソロと本塁打による失点が4です。
一方昨日の高橋投手は4回、78球を投げ、6被安打、2与四球、3奪三振で6失点でしたが、巨人坂本にソロと2ラン、岡本に2ラン、ブリンソンにソロ、という感じで6失点全てが本塁打によるものでした。
高橋投手は昨年までは339.1回を投げ42被本塁打ですから、8.1回/被本塁打でしたが、今期はこれまで67.2回で13被本塁打、5.2回/被本塁打です。しかもこの2戦に限れば9回で6被本塁打ですから1.5回/被本塁打というトホホな成績です。

ヤクルトでは以前には小川投手が一発病に悩まされていました。小川投手は今シーズンも95.1回で13被本塁打ですから7.3回/被本塁打という感じですからまずまずです。神宮というホームランの出やすい球場をホームにしているヤクルト投手陣の宿命といえばそれまでですが、高橋投手の今シーズンの変調はどうしたことでしょう。
高橋投手はまだ26歳、今までもそれほど酷使されてはいませんから、まだまだ伸びしろこそあれ、劣化する年ではないはずです。被本塁打量産の理由は素人の私には今一わかりませんが、もともと威力のあるストレートが持ち味だった高橋投手のストレートに力がなくなったのか、ボールが高めに浮くようになったのか、

高橋投手は6月に一度登録を抹消され、調整し、6月25日に再登録、以来4先発で2勝1敗とまずまずだったのが、ここ2戦は一発病を患ってしまいました。
ヤクルトも山野という新星が現れましたがまだまだ先発投手陣は手薄です。しかも高橋投手は本来今シーズンのエース格と見込まれていた投手です。
高橋投手の復活を切に望みます。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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