8月4日対中日 真剣に野球を

ヤクルト1‐11中日(ヤクルト8勝:中日7勝)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日セリーグ5位のヤクルトは最下位の中日に大敗しました。
今シーズンヤクルトは様々な要因が絡み合って首位から大きく離された位置にいるわけで負けるのは仕方ありません。相手チームより投手力であったり打撃力が劣る中で敗戦を重ねているわけです。

しかしヤクルトはプロ球団です。昨日は敵地バンテリンドームでの試合とは言え多くのヤクルトファンがわざわざ球場に来て入場料を払って観戦・応援しているわけです。そのような「本当のお客様」に投げやりな試合をしてはいけません。
投打ともに全力プレーをして、その挙句負けるのは仕方ありません。しかし投げやりなもしくは怠慢でエラーやそれに近いプレーによって出塁を許し、失点を重ねるというのはいけません。お客様に失礼です。

昨日は初回の攻防がすべてを物語っていました。
1回表ヤクルトの攻撃です。1番の並木が粘って四球で出塁します。中日の先発がサウスポーの松葉ですから並木が盗塁しにくい場面なので2番の元山は当然送りバントと思いました。ここまで1割台の打率の元山にヒットを期待したのでしょうか、元山に強行させた挙句進塁打も打てずに三邪飛です。結局元山は昨日は4タコでした。
先日の巨人との3連戦でも貧打で得点できずに負け越したばかりですから、ここは固く固くいきたいところでした。
この後並木は二盗を決めたので送りバントと同じ効果があったわけですが、並木は次の塩見のショートゴロで三塁へ突っ込み憤死です。これがセーフになれば好走塁と言われるわけですがアウトになればただの暴走です。
この後村上の右前安打が出るわけで並木が二塁に留まっていれば1点先取のところでした。(ランナーが二塁にいて村上がヒットを打てるかどうかはわからないわけですが)並木は足の速さが売りなわけですが後先見ずに走るのでは猪突猛進と言われても仕方ありません。結局この回は1四球、1盗塁、1安打しながら無得点で終わったわけです。

1回の裏、中日の攻撃です。先発サイスニードは1番の岡林(セリーグ打率3位)にカウントを悪くしてど真ん中をジャストミートされ浅く守っていた外野の頭越えの三塁打でいきなりのピンチです。2番の川越を三振に取ってここで気を緩めたか怖いビシエドにタイムリー二塁打を打たれます。サイスニードはここら辺からボールが高めに浮いてきます。
次の石川は三遊間にぼてぼてのゴロを放ちますが、村上がボールを弾いてしまいます。(記録は左前安打)ピッチャーが立ち上がり不安定でふらふらしている時こそ野手の好守が必要なのですが、今年の村上は打撃の不調から雑念が多くなりそれが守備にも表れています。(村上の失策数は21年13、22年15ですが今年はすでに16失策です)
それでもサイスニードは次の宇佐美を三振に取りこのまま1失点で切り抜ければまだまだ挽回のチャンスがあったわけですが、2アウト1・3塁で細川のふらふらとセカンドの後ろに上がった飛球を武岡が深追いして取れず二塁打とされます。武岡も先発に起用され張り切るのはわかりますが十分ライトのサンタナが間に合った飛球でした。センターの塩見でも行けたかもしれません。守備の名手というわけでもない武岡が背走して飛球をキャッチするのは至難の業です。
こうしてサイスニードが完全にプッツンきてしまい、3回6失点と試合を壊すことになりました。
サイスニードの後の中継ぎも皆さん試合を壊していきますが、極めつけは最後に出てきた石山です。細川の2ラン含め3失点のトホホでした。

一つの一つのエラーとはなりませんでしたがポカから傷口を広げ1‐11というとんでもない試合にしてしまいました。
球場に足を運ぶヤクルトファンを失望させないようにみなさん勝てなくとも締ったプレーをお願いします。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの記事等を参考にさせていただいています

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