9月9日対DeNA 打ちも打ったり

ヤクルト13‐1DeNA(ヤクルト8勝:DeNA11勝:1分け)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日のDeNA戦は爆勝でした。
一昨日は7安打で1得点。昨日は20安打で13得点。2連覇時のように面白いように点が入りました。
この違いはDeNA先発の一昨日の平良投手と昨日の石田投手の出来の違いも大きいでしょう。
しかし私が何と言っても昨日の激勝の起爆剤は切り込み隊長塩見外野手の復帰だと思います。
昨日塩見選手はいきなりプレーボール本塁打を放ち、これで重く沈んでいたヤクルトベンチの雰囲気を爆上げしました。
8月15日のDeNA戦で一塁への走塁中に腰が抜けて?へなへなとなって、そのまま退場して以来の今シーズン3度目の故障からのカムバックです。
塩見選手は5回にも2塁打を放ち大量得点(5回に5得点)を演出しました。

以前も書きましたが、ヤクルトの2連覇は確かに村上選手の存在が大きいのは間違いないところです。
しかしそれと同時に入団以来怪我が多く、まともにシーズンを過ごせなかった塩見選手が21年・22年はほとんど怪我無く、1番センターに座り、一発のある且つ盗塁王も狙えるプラス広い守備範囲で定着することにより、3番山田・4番村上に繋がり、リズムよく得点していくパターンができていたわけです。
今年一転して塩見選手が怪我まみれになり、ヤクルト126試合消化で塩見選手の出場は34試合のみです。
塩見選手の欠場が直接の引き金とは言い切れませんが、昨年三冠王を取り天下無双になりかけた村上選手が今年は並(以下?)の4番打者として苦悩しているわけです。
いじられキャラでベンチを明るく盛り上げる塩見選手の存在はやはりヤクルトにはなくてはならないピースでした。

そしてもう一点、昨日の勝因は小川投手の力投です。
2回はDeNAソトに四球を与え、自らの暴投を捕手古賀がボールを見失い、その間にソトが二進。次打者の山本にカウントを悪くした挙句、フルカウントからなんで?というどろんとしたスローカーブ?が真ん中高めに入るところを狙い打たれ、塩見の本塁打によるリードを打ち消しました。
しかしその後は立ち直り、結局7回、112球を投げ、4被安打、3与四球、3奪三振でこの1失点のみに抑え見事8勝目(8敗)を飾りました。これで小川自身の借金もなくなりったわけです。そして節目の100勝目を飾ったわけです。
連敗を止める、借金を作らない、エースの大事な役目です。
プロ入り11年目、ルーキーイヤーに大ブレークしましたが、その後は毎年10勝に届くか届かない成績で、他に大活躍する先発投手が現れなかったことにより、何となくヤクルトのエースに祭り上げられてきたわけです。しかし「無事これ名馬」という言葉もありますように、毎年20‐25試合の先発をコンスタントにこなす存在はそれなりに評価されてしかるべきです。

小川選手は昨日は打者としても大活躍、5回は先頭打者として中前安打で大量得点のきっかけを作り、7回には2アウト満塁から走者一掃の二塁打を放つという、その前を打つ長岡が不甲斐なかった分(3打数ノーヒット2四死球、1併殺)9番小川の功打が光りました。

昨日もう一つ目立ったのは山田・サンタナ・濱田の内野安打です。ぼてぼての当たりでしたが懸命に走り、内野安打としたわけです。昨日の20安打中、3安打です。こういう攻撃が効いてくるわけです。

これも再三言っていることですが、大勝した翌日は打てないということです。あまりに簡単に昨日得点したため、どうしても攻撃が大雑把になり、大降りが目立ち、雑な攻撃になるということです。
ムードメーカーの塩見選手も戻ったことですし、本日の先発予定山野投手に2勝目をプレゼントしましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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