名球会って?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
日本の多くの県でコロナウィルスによる緊急事態宣言が外された余波でしょうか。
外れていないはずの東京でもいろいろと動きが出ています。
一番驚いたのは、私の住む町の一昨日まで臨時閉店していたパチンコ店が昨日オープンしていたことです。
小池都知事が知ったら激怒しそうです。
我がヤクルトも今月下旬からチーム練習を始めるようです。
昨日の東京の新規感染者数は一桁。うまくいけば来週にも緊急事態宣言が解除されそうです。
とすると6月19日にプロ野球は開幕しますから、ちんたら自主練習している場合ではないですな。
大坂も休業要請が解除されるようです。世界的には少しづつ解除が進んでいますが、
まだまだ大変な事態であることは変わりありません。
先日28歳の大相撲の関取が亡くなりショックを受けたばかりです。
これで相撲協会もぶるって7月の場所開催に黄信号が灯っています。
さて先日2006年ドラ1の田中将大・前田健太・坂本勇人選手の名球会入りの話題を取り上げました。
名球会入りの条件は2000本安打か200勝でした。
その後新規定として日米通算の記録になり、救援投手も取り上げるということで250セーブ
という基準もできました。
名球会はNPBから独立した私的団体ですがら何をどう決めようが第三者が口出しすべきことではありません。
ギネス記録なんてものがありますが、あれもなんら公的なものではありませんから、(申し訳ありませんが)
本当にしようもない(何とはいいませんが)記録がギネス認定となっても、「ああそうですか」で終わりです。
しかしこの名球会は球界OBが作った私的組織とは言え、プロ野球が日本ではここまで多くの人々の関心の的と
なっており、その中で名球会入りと言うのはスーパースターの勲章のようなステイタスになっているわけです。
とするとそのメンバー入り基準もやはり理にかなったものに変わるべきでしょう。
(時代の流れで250セーブがとりいれられたように)
200勝2000本安打というのは昔スーパー投手が30勝40勝して20勝投手がごろごろしていた時代に
(適当に)切りの良さで名球会を始めた人々が決めた基準です。
それでは昨年の個人戦績に基づき、どんな基準にすればよいか検証してみましょう。
打者では昨年パリーグでは9人の150安打以上の選手がいました。トップは西武の秋山選手の179安打です。
セリーグでが7人の150安打以上の選手がおりトップは巨人坂本選手の173安打です。
一方の投手陣では15勝がセパ共にトップでした。
(日ハムの有原と巨人の山口)
セーブではパリーグでは30セーブ以上が3人でトップは楽天の松井投手の38S、
セリーグではDeNAの山崎党首の30Sがトップでした。
歴代では200安打以上は7人しかいません。(青木やラミレスも入っています)
1994年のイチローが一番古く、後はみな2000年以降です。
30勝以上は実に30人もいますがすべて古い記録で最後の30勝は1964年の小山投手です。
こう見ると昔は投高打低だったので、200勝の方が2000本安打より達成しやすいと当時の
人は思ったのでしょう。
時は巡りバッティングマシンの高性能化が要因とはよく言われますが、いまや立場は逆転しました。
昨年の記録を基にすると、1800安打、150勝、300Sが達成可能となりますが、
(年間最高ランキングの数字を10年続けるということになります)
これでは名球会入り続出になってしまいますから、2000本安打、(切りが悪いですが)180勝、350S当たりが
妥当なところでしょうか。
こうなれば現在171勝のヤクルト石川投手もなんとかたどり着けそうな基準です。
しかしそうすると過去180勝に到達した多くの投手(ヤクルト松岡弘投手は191勝)が
「俺も入れろ」と文句を言いそうですし、逆に自分たちの権威を高めておきたい200勝以上の投手は{入れるな!」
と大騒動になりそうです。
しかしこのまま基準を変えないと名球会入りの先発投手は田中将大投手が最後になりそうです。
(頑張れ奥川投手、名球会入りするような大投手になってください)
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています