KLPGAグッジョブです

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

韓国女子ゴルフツアーが昨日開幕しました。
KLPGAチャンピオンシップ、いきなりのメジャートーナメントです。
この試合は本来4月に行われる予定がコロナ騒ぎでいったん中止が決まりスポンサーも
降りてしまったのですが、KLPGA側の熱意でKLPGAの資金拠出により開幕されました。
韓・米・日トーナメントで活躍する韓国人選手が多数(150名)参加し、他の國ではゴルフトーナメントが
始まっていないため、米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド更に日本でも試合の
模様が中継されています。

毎週毎週「過去の試合を振り返る」みたいな番組か、もしくは普段名前も聞いたことのない(申し訳ない、失礼)
若手選手の余りレベルの高くないペアマッチとかなんかしかTVでやっておらず、いい加減フラストレーションが
たまっているのは私だけではないでしょう。

この試合の素晴らしいことはKLPGAがトーナメントがなく収入が閉ざされたプロやキャディーを助けるために
実に厚い賞金システムを取っていることです。
賞金総額は30億ウォン(約3億円)でKPLGAの今年の1試合当たりの平均賞金総額が8億7千万ウォンであることから、
約3倍というビッグなものになっています。しかも優勝賞金は2億2千万ウォンですが、最下位の150位でも
約65万円の賞金が出ることです。
普通ゴルフトーナメントでは予選落ちした選手の賞金は0です。
KLPGAトップの、選手たちを助けたいという熱い思いが伝わります。グッジョブ!です。

翻って我が日本のJLPGAは安倍総理に忖度しているのか、3月初めのダイキンオーキッドレディスから
トーナメントは次々に中止となり今や7月半ばの試合まで早々と中止を決めています。
6月後半には開幕しようとしているプロ野球とはえらい違いです。
プロ野球選手は個人事業主とはいえ球団お抱えなので、ある程度の補償はありますが、
トーナメントプロゴルファーは基本トーナメントの賞金収入がメインです。
トーナメントに出て予選通過してなんぼです。

日本のLPGAには選手の生活に対する思いやりはないのでしょうか。
本日付けで日本の多くのエリアは緊急事態宣言から外れます。
その中のゴルフ場で無観客で開催すればよいではないですか。
日本のLPGAはKLPGAのように身銭を切ってまで選手たちを救おうという気概はないのでしょうか。
選手あってのゴルフトーナメントです。こんなことでは昔の岡本綾子のように日本を嫌って米国に
渋野日向子も黄金世代のトッププレーヤーも渡ってしまうでしょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



 

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