塩見選手の目指すものは？

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

こんな記事がありました。
ヤクルトの塩見外野手がこれまで水平気味に出ていたスイングをゴロを減らすために
アッパースイングに変えているということです。
打球を上がるようにするということです。

確かに塩見選手のの打球が上がれば本塁打などの長打が増えるでしょう。
しかし私が塩見選手に期待するのはその足を生かしたバッティングです。

本塁打やフェンス直撃の打球ならば良いのですが、基本それ以外は凡フライで1アウトです。
ランナーがいても塁に釘付けです。

打球がゴロになれば、もちろん野手の間を抜ければヒットですが、打球がぼてぼてになったり、守備の奥深くに行ったり、
守備が打球の処理にもたついたりすると、塩見選手の足を生かした内野安打が生まれます。
またヒットでなくてもエラーの可能性もあります。当然ランナーは進塁します。
よしんば1塁ランナーが2塁でフォースアウトになっても、塩見選手の足でダブルプレーの可能性は低く、
塩見選手が1塁に残れば、盗塁で得点圏に進むというチャンスも生まれます。

確かに塩見選手はホームランを打つ長打力も十分にあり、長打を打ってアピールしたい気持ちも理解できます。
しかしバレンティンが抜けた今年、高津新監督は昨年の1発野球から、犠打も絡めて走る野球に切り替えようとしています。
大砲は村上・山田更に廣岡・中山に任せ、塩見選手には1番でチャンスメークし、村上の本塁打で一挙大量得点という
打撃陣を目指していただきたいと、私は考えます。

昨年山田選手が四球で出塁し、バッターがバレンティンで、すかさず二盗、バレンティンが軽打で山田を本塁に返すという、
何度かあった得点パターンが忘れられません。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています