今シーズンの敗因は?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
本日はまたまたヤクルトお休みでした。
そこでまだシーズンが終わってはいないのですが、今年のヤクルトは何を間違ったのだろうか、
というテーマで書きます。
本日現在ヤクルトは92試合を消化し、34勝52敗6分け、残りは28試合で、首位巨人とは23ゲーム差、
5位広島とも4.5ゲーム差です。
残り試合数から見て5位に上がるのも難しいというか、連敗中でとてもではないが上を狙うような空気ではありません。
他球団との対戦成績を見ると、巨人に4勝11敗1分けはまあ順位通りというか、仕方ないですな。
しかしDeNAとは10勝10敗1分け、阪神とは9勝9敗、広島とは6勝9敗2分けとまずまず頑張っています。
いけないというか解せないのは中日に5勝13敗2分けと大きく負け越していることです。
この対中日戦の敗因は後日じっくり分析してみましょう。
しかしもともとシーズン前の評論家先生の順位予想でもほとんどが最下位の予想だったので、
そういう意味ではこの成績も驚くにあたりません。
それでも敗因はなんだったのか、検証してみましょう。
⓵昨年ダントツの最下位だったわけで、今年本当に浮上したいならば相当な戦力のテコ入れが必要でした。
それなのにドラフトでは1位に将来性の高校生奥川投手を取りました。
本当に戦力アップしたいなら広島のドラ1森下あたりを取りに行くべきでした。
将来の基礎作りといえば聞こえは良いのですが、ヤクルトは昔から名前の通った人気選手をドラ1に選択することが
多く、本当のチーム作りを考えているのか疑問です。
ドラフト2位以下で3人の大卒投手を即戦力と言う触れ込みで取りましたが、今年はほとんど戦力に
なっていないのは明白です。
⓶外国人選手戦略の誤り。長らくヤクルトの4番を務めた大砲バレンティンをソフトバンクにさらわれた、
腹いせのように、「バレンティンは守備が悪く、かえってマイナスの存在だった」なんて言い出し、
守備の名手という触れ込みのエスコバーを獲得しました。エスコバーの守備は確かに悪くはありませんが、
軽率なプレーも多く、何も外国人枠を使って取るほどの選手とはとてもではないが思えません。
打撃は完全なピストルというか、ポテンとしたあたりがほとんどで、鋭い当たりはほとんどありません。
他チームの外国人打者を見るとスラッガーを揃えています。完全に誤った選択だったと思います。
投手としてはスアレスとマクガフを残し、クック・イノーアという先発候補を取り、外国人枠がオーバー
(枠4人に対し5人)したのでそれ以上獲得の努力はしていません。
ところが今シーズンはコロナ特例で外国人枠が5人になりました。大勢の外国人選手を抱える球団は大喜びですが、
ヤクルトはクック・イノーアがさっぱりで、枠が余った状態です。
⓷FAでの補強も失敗。楽天の美馬を取り損ねました。ヤ戦病院が原因の一つだったようです。
異常にけが人が多いチームというイメージが定着しているようです。その状態は今年も一向に
改善されていません。
⓸首脳陣が? 高津監督が満を持して二軍監督から昇格。斎藤投手コーチを招へいし、高津監督との
タッグで投手陣の再建を図るという触れ込みでしたが、投手陣は一向に沈没したままです。
高津監督は全体を見るため、斎藤コーチの責任大ですが、期待の高橋・寺島が一向に成長せず、
他の若手も育たず、ドラ2吉田大樹もとうとう登録抹消です。
外国人投手が役に立たないのは首脳陣の責任ではありませんが、高橋や寺島が本当に素質があるのなら、
2軍も含め指導者の責任問題です。そもそも斎藤コーチはコーチをやるのが初めてという事なので、
どうなんでしょう。
⓹若手の打者も育たず。村上は別として、塩見・山崎・廣岡・中山達期待の星がいずれもブレーク
できませんでした。濱田がちょっと目立っていますが、内容はまだまだです。
彼らの一人でもレギュラーを取るまで成長していればまた違った展開もあったのかもと思います。
若い選手が育たないという事はやはり指導者に人を得ていないと言えるかもしれません。
以上来期に向けた提言も含みますが、いずれも簡単に解決できる問題ではありません。
どうしたらよいのかやはり宮本慎也コーチに戻ってもらうのがベストのような気がしますが。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
4
若手のブレークの件、塩見くんは、ともかく山崎、中山、宮本くんの場合、活躍しててもチャンスを貰えてないというイメージが強いです。
塩見くんは怪我が多すぎますね。
ヤクルトファン様
コメントありがとうございます。
確かに塩見のけがの多さは以上です。
体の小さい選手が無理しすぎると怪我をするという話を
聞いたことがありますが、塩見もそうなのでしょうか。
私は今シーズンの出来を見ると、宮本が特に冷遇されているような気がします。
ヤクルトけんちゃん