チーム力の差? 6月27日ヤクルトー巨人

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

実力の差を痛感したこの巨人3連戦3連敗でした。

結果を見てみましょう。

6月25日 ヤ1-7巨
先発 石川 4.2回、5失点
メルセデス 7回、1失点
大城2ラン、岡本3ラン

6月26日 ヤ3-10巨
小川 2.1回、6失点
戸郷 6.2回、3失点
北村3ラン

6月27日 ヤ2-5巨
スアレス 5.2回、4失点
高橋 6回、2失点
松原ソロ、オスナソロ、岡本3ラン、山田ソロ、坂本ソロ

一目瞭然なのは、ヤクルトが石川・小川・スアレスとローテーションの主軸を
繰り出して、試合を作れず、巨人の先発は軒並みクオリティスタートで
しっかり試合を作っていることです。
まずは投手力の圧倒的な差です。
今年ヤクルトは投手陣(特に先発)が試合をそこそこ作って、打力で打ち勝つパターンが
増えたことが、好調の要因でした。
しかし阪神・巨人には圧倒され、交流戦でもオリックス・楽天・ロッテと強いチームには
負け越しました。
結局ヤクルトは昨年・一昨年のダントツ最下位の状態からチーム力は大幅にアップしましたが、
阪神・巨人のような本当に強いチームよりはまだまだ劣るということです。

村上が22本塁打でセリーグトップですが、打点では66の巨人岡本にはるかに及ばず51打点です。
この3連戦で、岡本が3ランホームランを2本打ってるのに比して村上は0本塁打、1打点です。
岡本は本当にランナーがたまっているところで長打を放つイメージがあります。
これが勝負強いということです。一方の村上はチャンスに打てず、というイメージが垣間見えます。

オスナ・サンタナが頑張っていますが、DeNAのオースティン・ソトには遠く及びません。

さて昨日も謎の高津采配がありました。スアレスの後を梅野・今野が必至に投げて
9回をヤ2-4巨で迎えました。ここで大西登場です。もっと競った展開なら清水やマクガフの出番だったのでしょう。
しかし9回裏は山田・村上・オスナと続くクリーンナップです。2点ならワンチャンスです。
大西はサラっと坂本に本塁打を打たれ3点差になり、9回裏はビエイラに対し村上の四球のみでジエンドです。
この場合、高津監督はほぼ敗戦処理として大西を出し、傷口を完ぺきに広げました。

巨人の原監督もいろいろと(特にチーム状態が悪いときは)言われますが、それでもチームを強くするために
(巨人の資金力を生かしてはいますが)積極的に補強をし、分厚い選手層を作っています。
3軍制を敷いて選手の育成にも余念がありません。
鳴り物入りで入団した大砲テームズ・スモークがこけてもチーム力全般になんら差し支えないように見えます。

なればこそヤクルトは将来を見通して、育成を大量に取って、育てていく姿勢が必要です。
今年の戦力ではなく3年後のヤクルトです。

さて明日からは3連敗同士の阪神戦です。本当に歯が立たないか、このままずるずる落ちていくのか、
注目です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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