これが空手です???

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の楽天とのエキシビションマッチはヤクルト先発のパパ高橋が頑張りました。
5回、6被安打、2失点。3回に制球を乱し失点しましたが、4・5回はうまく修正できたようです。
これまでの高橋投手ならそのまま崩れてしまったところです。
この二枚腰があれば後半戦ローテーションはいけます。体力もあり、肩も使いべりしていません。
6回はルーキーの木澤が1イニング、1被安打、無失点で切り抜け、後は久保・小沢・杉山と無失点リレーです。
イースタンのDENA戦では先発の高梨が5回、2被安打、無失点の上出来です。
エキシビションマッチとイースタンの違いはありますが、高梨もローテ入りアピールです。

さて東京オリンピックですが、昨日から空手競技が始まりました。
空手形の部は演武というくらいですからアーティスティックスイミングやフィギュアスケートと同じ完全な採点種目です。
私は格闘技好きですが、採点競技はパスです。
組手の方は初めて見ましたが、大山倍達が見たらなんと思うか。
グローブを付け、足も打撃を弱めるためか柔らかそうなシューズまで履いています。
フルコンタクトの極真会空手を見慣れた私には何ともな競技でした。

ここに格闘技をショー化するための問題点が垣間見えます。
本来格闘技の原型は相手を打ち倒す戦いです。それを競技として成り立たせ、
試合のたびにけが人が出るような危険なものではエンターテインメントとして成り立たなくなるために、
数々の安全策とか「これは反則だからダメ」ルールの厳格化による縛りも入れました。
例えば本来の空手は極真会空手のように素手・素足で打ち合うわけで、ケガの確率は非常に高くなります。
相手を殺してしまうこともありえます。

それを克服したのがボクシングです。もともとストリートファイト的に素手で殴り合っていたのが、
拳を守ることもありますが、相手に対する打撃を軽減するためにグローブを付けるようになりました。
アマチュアのボクシングでは更にグローブを分厚くし、ヘッドギアまで付けるようになりました。
このような形でボクシングは競技として確立されてきました。
柔道は元々殴る蹴るはないのでそれほど原型を変えずに競技として成り立ちました。
空手はそうは行きませんでした。
スポーツ競技として成り立たせるために今のような形になり極真会空手とは似て非なるものになってしまいました。
ちょっと残念です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。