今野救援で7勝目! 10月3日ヤクルト―広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

前カードのDeNA戦は負け越しましたが、今カードの広島戦は見事に3連勝です。
これで巨人・阪神との頂上対決に勢いをもって戦えます。

昨日一昨日と清水・マクガフを使わず石山・スアレスで試合を締めました。
今日も含めて清水・マクガフを3日休め天下分け目の6連戦に備えたとの高津監督の弁です。
一昨日は石山3分の1イニング(3球)をスアレスは9回1イニング(11球)を切って捨てていましたが、
連投の昨日は石山が8回1被安打(21球)、スアレスが9回を2被安打(22球)、共に無失点では終わりましたが、
やはり連投はきついのでしょうか。昨日は共に切れがありませんでした。

昨日は石川が5.0回を投げ1失点、6回のピンチを大西が切り抜け、7回を抑えた今野が、ヤクルトが8回に
サンタナが2点タイムリーを放ちリードを奪ったためにご褒美の7勝目です。
完全な勝利の方程式の投手は勝ちパターンしか基本登板しないので、ホールドやセーブは稼ぎますが、
勝ち星が付くケースは余りありません。
その点、今野投手は7回を勝利の方程式として務める一方、先発が早くに崩れたときとか勝ちパターンに
関係なく便利屋的に使われるため、負けシーンや同点シーンでの起用も多く、
昨日もそうですは1被安打されましたが、1イニングをきっちり8球で終わらせています。
この快投が翌回のヤクルト打線の反撃を促すモチベーションとなっているのではないでしょうか。
確かに今野投手はこれで53登板、52.1回と随分投げており、7勝無敗、22ホールド、2.24の成績です。
中継ぎ投手が勝ち投手になることのハードルの高さ(自分が投げた翌回に逆転もしくはリードを奪い、
そのままリードを保って勝利するケース。先発が5回もたずに降板、結果勝利した中で一番回数を
多く投げた中継ぎ)から言えば、中継ぎオンリーで7勝は驚きです。
巨人のマシソンは2016年に救援で8勝していますが、これがNPBの記録かは不明です。
昔国鉄(ヤクルト)の金田正一投手は先発・救援構わず投げて何度も20勝以上を上げていました。
この辺の投手ならば救援部分を切り取っても二けた勝利なんてあるかもしれません。

昨日の高津采配で1点疑問は、8回表1-1同点で、山田四球、村上右前打、オスナ右フライで山田がタッチアップ、
1アウト1・3塁になりました。ここで広島の投手は島内から森浦に交代、
打者中村はなんの策もなく強行、ぼてぼての3塁ゴロで山田が三本間に挟まれて、強行失敗です。
この後サンタナのポテンタイムリー2点打が出たため、このシーンはなかったことになりましたが、
8回で同点、是非1点欲しいところです。中村はパンチ力は欠けるので外野フライはちょっと難しい。
ミートのうまいバッターですが、1塁ランナーがいるので転がしてゲッツーの可能性もあります。
当然広島守備陣も警戒するでしょうが、中村はヤクルトで1・2を争うバント上手です。
結果論ですがここはスクイズをすべきだったように思います。
こんなことの後もサンタナのタイムリーが出て失敗を帳消しにしてくれます。
「わっしょうい、わっしょいのお祭り野球」とはこの状態を言います。

さてさて、明日からの巨人・阪神との6連戦、胸が高まります。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。