新外国人選手
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
日本一の今年ヤクルトはオスナ内野手・サンタナ外野手・マクガフ投手・スアレス投手・サイスニード投手・
バンデンハーク投手と途中加入の育成ケリン投手の7選手が外国人選手として在籍しました。
このうちバンデンハーク投手は2試合投げて見切りをつけてシーズン途中で退団。
ケリン投手はそもそもどういう意図で取ったのか、何か問題があったのか、このオフで退団。
今年先発から途中中継ぎに転向したスアレス投手はあと一つ首脳陣のお気に召さなかったようで、
日本シリーズ後に自由契約で韓国に行きました。
ということで補強策としてアンドリュー・コール投手の獲得を先日発表しましたが、
今年韓国で10勝(2敗、2.18)を上げたアンドリュー・スアレス投手の獲得調査を更に行っているという話です。
このスアレス投手(ややこしいですな。中南米系に良くある名前で「鈴木さん」みたいなものでしょうか)は
2018年にメジャーのジャイアンツで29先発、7勝13敗。19・20年は中継ぎで56登板、7勝15敗、1Hでした。
あれれ、です。そんなに外国人選手要るんですか?
もともとNPBでは一軍の外国人選手登録は4人まででした。それが去年と今年はコロナ禍の特例ということで
5人に増やされました。これもまた摩訶不思議な特例でコロナのせいでなぜ外国人選手を多く必要とするのでしょうか?
巨人・阪神のように山のように外国人選手を抱えているチームのためにする施策としか思えません。
それともNPBは外国人選手枠撤廃を目論んでおり、その布石なのか。
来年の外国人枠の件はまだ明らかにされているわけではありませんが、このヤクルトのアンドリュー・スアレス投手
獲得の動きはいろいろと興味深いものがあります。
推理その1.サイスニード投手戻ってくるの?
今年特に後半大活躍で優勝の原動力の一つとなったサイスニード投手ですが、最終盤で負傷し? 10月14日に抹消され、
そのままCS・日本シリーズを待たずに帰国しました。家族間のトラブルなんて理由でした。
これが臭います。
日本人と違い、何かわかりませんが外国人選手にとって家族間の問題はシリアスです。
(決して日本人選手が家族をないがしろにしていると言っているわけではありません)
特に日本に単身赴任していたので、余計問題が大きくなっていたのかもしれません。
ともかく、来春サイスニード選手が家族を帯同して無事に来日することを祈ります。
推理その2. マクガフ投手の予備?
アンドリュー・スアレス投手はメジャーで中継ぎとしても実績を上げているわけです。
今年は守護神マクガフが頑張りました。(日本シリーズ第6戦の回跨ぎの力投も忘れられません)
しかし日本シリーズの2敗はそもそもマクガフ投手が打ち込まれての2敗だったわけで、
シーズン中も抑えに出て、サラッと失点するシーンも度々でした。
阪神のスアレス投手や広島の栗林投手と比べると安定性に欠けることはいなめません。
そろそろ賞味期限切れになる前の、早めの手当てでしょうか。
推理その3.単にヤクルトが連覇を目指し選手層を厚くしようとした。
これだとしたら間違っています。外国人選手は手っ取り早い補強策ですが、これでは
チームの若手が育ちません。ヤクルト再生工場も同様です。
再生工場でも長谷川投手・今野投手・近藤投手のような若手を再生するのはよいのですが。
ヤクルトがまた一人外国人選手を取ろうとしていることで、妄想をたくましくしてしまいました。
これが巨人や阪神ならば別に気にも留めないのですが、外国人選手を少数精鋭で戦ってきた
ヤクルトの動きなので、ちょっと気になります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています